中庸左派 のコメント

>運動で脳の神経化学を変化させ(例、うつ病や不安障害と関係のあるガラニン)脳の健康を促進。ストレスに対する抵抗力も向上。歩くだけでも脳は変わる。

 「うつ病や不安障害」、これは実感として経験したことがある。随分前に住宅ローンを組んで家を買った。多くのヒトがそうだと思うのだが、買う前はハイテンションで我が家での新生活に希望が膨らむ。
 新居での生活を始めて1年が過ぎた頃から、気分がすぐれなくなった。不安、心配がアタマをもたげる。借金を返し続けられるか?子どもたちはまだ小さい。妻は専業主婦。自分が働けなくなったらどうなるだろうか?等々。人生の課題が山積していることに、ハタと気づいた時だった。ありふれた不安だとは、今は思われるが、私には深刻であった。

 そんな時、歩きながら色々考えた。アタマをカラッポにしながら歩いたこともあるが、歩きながら自問自答していたように思う。

 住宅ローンの心配はもう消えて、今でも歩き続けることが出来ている。 

 当時、森田療法で有名な精神神経科医、森田正馬先生の著作を愛読していて、助けられた。

 ランニングハイ、という言葉があるが、私は「散歩」ハイかもしれない。

 話は変わるが、最近は、終わりに近づくコロナ禍だが、散歩中に、人気のない遊歩道でマスクをしている人達とすれ違う。
 例えば、マスク着用の夫婦連れ。この夫婦、何に忖度しておるのか?夫婦なのに「濃厚接触」なしか?などと、内心毒づいている。
 一人で犬を散歩させている人もマスクをしている。電車に乗るわけではなかろう、マスクをはずせ、とココロの中で説教している。

 そんなふうに、イライラしたりしながらも、散歩は最高の気分転換である。時には、通りすがりにお地蔵さんや道祖神、神社に手を合わせる。ココロの平安が得られる。

>運動を通じて意図的に体にストレスを与えることで、ストレスへの反応方法を変え、回復力を高めることができます。

 この点については、私は人にも甘く、自分にも甘くがモットーなので、私には運動による酷使的鍛錬は難しいと思っている。

No.1 22ヶ月前

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