周恩来と田中角栄の約束事が厳然しているのに日本の自衛隊の台湾、尖閣奪回の南西シフトは完了しているのです。おぼこい日本のネトウヨはそのことを知らない。無邪気な日本の大衆はもっと何も知らない。

１９７２年９月２９日のことは私はっきり覚えてます。その前の年にニクソンショックが世界を驚愕させて、ドル建ての貿易が不可能になり、私のビジネス拠点が南西アジアから関西に移り一年経った頃でした。田中角栄氏の強烈な列島改造論を梅田駅前で聞いたのもそのころです。

その元気な田中角栄氏が汚職で捕まったのです。当時はCIAが工作して田中氏失脚を演出したなんてことを知る由も無かったのです。その後の自民党は去勢され尽くされて更に中国戦争を視野に入れさせられ岸田政権に至って最終舞台に日本は立たされているのです。

ベトナム戦争はトンキン湾事件が北爆の引き金になりましたが、典型的な米国の偽旗作戦でした。中国海である日突然日本の自衛艦が米軍のミサイルで撃沈され、朝日新聞等が一斉に中国のミサイルが撃沈したと報道することになれば、戦争が始まるのです。

米国のその為の動機は大いにある。それはいつ崩壊しても可笑しくないドルの基軸通貨体制です。米国としては、日中戦争を起こし、状況を複雑化したいところです。冒頭に述べた如く自衛隊の南西シフトはREADYなんですから。