防衛力強化についての2022年4月の読売新聞調査 防衛力を強化「賛成」64%、「反対」27% https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20220403-OYT1T50148/ 防衛力強化についての2022年9月の読売新聞世論調査 防衛力を強化「賛成」70%、「反対」24% https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20220904-OYT1T50129/ 防衛費増額についての2022年5月の毎日新聞世論調査 防衛費増額必要76% https://mainichi.jp/articles/20220524/ddm/012/010/114000c 防衛費増額についての2022年10月のNHK世論調査 防衛費増額「賛成」55%、「反対」29%。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221012/k10013854901000.html 2023年1月JNN世論調査(今回孫崎さんが引用) 防衛費増額「賛成」39%、「反対」48% そのための増税「賛成」22%、「反対」71% https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/265796 こうした世論調査を、整合的に理解するなら、国民世論は、 1,防衛力強化には賛成 2,防衛費増額のための増税には反対 というあたりだという理解に落ち着くのではないか。そして、1があるからには、 2について、財源をどこに見いだすかという議論が今後の中心になるであろう。 それはつまり、現在の与党内議論が議論の中心になるということだ。 しかしその結果日本の国防についての議論が矮小化される感は否めない。 今回、残念ながら結局そうなるだろう。 わたしは、現在の国政野党なのかに、露宇戦争についての孫崎さんのような議論を【国会で】おこなうだけでなく、さらに、ロシアを追い詰めると同様に大日本帝国をいかに英米が追い詰めていったかを正面から【国会で】議論する政党があらわれてもいいのにとおもう。こういうのが本当に英米がいやなことだとおもう。 こういう国政政党は今のところないし、孫崎さんも賛成はしないだろう。だが結局、ここから議論し、それが今にどうつながっているかを、ロシアを参考にしつつ【国会で】議論していかなければ、ほんとうに必要な国防議論もできないし、日本が米国をどうにかすることなどできないとおもっている。 そのことをおもうとき、いま、一部サヨクが、【反米のためならロシアの侵略戦争を肯定し、ロシアによるウクライナ住民虐殺も受け入れている】というこの状況は、日本の防衛議論にとって、のちのち振り返ると画期的な良い変化に通じるかもしれない。
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防衛力強化についての2022年4月の読売新聞調査
防衛力を強化「賛成」64%、「反対」27%
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20220403-OYT1T50148/
防衛力強化についての2022年9月の読売新聞世論調査
防衛力を強化「賛成」70%、「反対」24%
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20220904-OYT1T50129/
防衛費増額についての2022年5月の毎日新聞世論調査
防衛費増額必要76%
https://mainichi.jp/articles/20220524/ddm/012/010/114000c
防衛費増額についての2022年10月のNHK世論調査
防衛費増額「賛成」55%、「反対」29%。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221012/k10013854901000.html
2023年1月JNN世論調査(今回孫崎さんが引用)
防衛費増額「賛成」39%、「反対」48%
そのための増税「賛成」22%、「反対」71%
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/265796
こうした世論調査を、整合的に理解するなら、国民世論は、
1,防衛力強化には賛成
2,防衛費増額のための増税には反対
というあたりだという理解に落ち着くのではないか。そして、1があるからには、
2について、財源をどこに見いだすかという議論が今後の中心になるであろう。
それはつまり、現在の与党内議論が議論の中心になるということだ。
しかしその結果日本の国防についての議論が矮小化される感は否めない。
今回、残念ながら結局そうなるだろう。
わたしは、現在の国政野党なのかに、露宇戦争についての孫崎さんのような議論を【国会で】おこなうだけでなく、さらに、ロシアを追い詰めると同様に大日本帝国をいかに英米が追い詰めていったかを正面から【国会で】議論する政党があらわれてもいいのにとおもう。こういうのが本当に英米がいやなことだとおもう。
こういう国政政党は今のところないし、孫崎さんも賛成はしないだろう。だが結局、ここから議論し、それが今にどうつながっているかを、ロシアを参考にしつつ【国会で】議論していかなければ、ほんとうに必要な国防議論もできないし、日本が米国をどうにかすることなどできないとおもっている。
そのことをおもうとき、いま、一部サヨクが、【反米のためならロシアの侵略戦争を肯定し、ロシアによるウクライナ住民虐殺も受け入れている】というこの状況は、日本の防衛議論にとって、のちのち振り返ると画期的な良い変化に通じるかもしれない。