ドイツの経済貿易関係2021年を調べてみると 日本との関係は、日本からの輸出2.7%、輸入3.3%であり、極めて少ない ドイツの主要貿易国は 輸出は米国1,221億ユーロ、中国1,036億ユーロ、フランス1,023億ユーロ 輸入は中国1,417億ユーロ、オランダ1,057億ユーロ、米国721億ユーロ *中国とは輸入が多いが、米国とは輸入が少ない。米国からの反応がどう出るか。 ドイツと中国間で中国からの輸入は増えるが、輸出は自動車がEV化してきており、価格と性能面で対抗できるのだろうか。中国国内に製造拠点を置いても米国、日本など競争相手は目白押しであるうえ、EVは中国の自国産業が優位性を持ち始めている。価格面で言えば、競争が激しく、中国国営企業にはあらゆる面でハンデがあり脱落していくのでしょう。この面では日本企業も同じ運命共同体といえる。ドイツ本国からの輸出などは期待できないので中国向け輸出は減少しても増加することは考えられない。ドイツの中国向け比率は自動車で言えば減少するので、ショルツは何を考えているのかよくわからない。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ドイツの経済貿易関係2021年を調べてみると
日本との関係は、日本からの輸出2.7%、輸入3.3%であり、極めて少ない
ドイツの主要貿易国は
輸出は米国1,221億ユーロ、中国1,036億ユーロ、フランス1,023億ユーロ
輸入は中国1,417億ユーロ、オランダ1,057億ユーロ、米国721億ユーロ
*中国とは輸入が多いが、米国とは輸入が少ない。米国からの反応がどう出るか。
ドイツと中国間で中国からの輸入は増えるが、輸出は自動車がEV化してきており、価格と性能面で対抗できるのだろうか。中国国内に製造拠点を置いても米国、日本など競争相手は目白押しであるうえ、EVは中国の自国産業が優位性を持ち始めている。価格面で言えば、競争が激しく、中国国営企業にはあらゆる面でハンデがあり脱落していくのでしょう。この面では日本企業も同じ運命共同体といえる。ドイツ本国からの輸出などは期待できないので中国向け輸出は減少しても増加することは考えられない。ドイツの中国向け比率は自動車で言えば減少するので、ショルツは何を考えているのかよくわからない。