カギを握るのは中国とインドと見ている。どちらにとって効果が大きいかといえばインドに利が大きいといえるのではないか。インドに視点を置いてみたい。 高度経済成長は実質GDP成長率5%以上を上回る期間と見れば、中国経済は2020年を境に高度成長時代は終わりを告げている。多くの専門家は昨年までは高度経済成長の延長線上にあるとみていたが、今年に入り前提が崩れ始めており見方を変更している。 原油輸入は高度成長が続いているインドにとって成長を後押しする大きな武器になっている。 インドの経済成長率の推移をみると、極めて大きい。日本の専門家はインドを低く見ているというより、全く見ていないといえる。 2015 2016,2017,2018,2019,2020, 2021年 8.0% 8.3% 6,8% 6.5% 3.7% ー6.6% 8.7% 貿易の2020年と2021年を比較すると、インド投資が飛躍的に増えていることが分かる。 2020年 2021年 輸出 291,808 421,894 144.6% 輸入 394,436 612,607 155.3% 輸出を増やすため輸入代替工業化政策の強力推進を図っているようであり、日本は5兆円の支援を約束している。 人口は来年中国を追い越すといわれているが、モノづくりの製造拠点として世界がインドを注目している。 インドにとってはロシアから安く石油が輸入できることは経済成長の中で大きな追い風といえる。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
カギを握るのは中国とインドと見ている。どちらにとって効果が大きいかといえばインドに利が大きいといえるのではないか。インドに視点を置いてみたい。
高度経済成長は実質GDP成長率5%以上を上回る期間と見れば、中国経済は2020年を境に高度成長時代は終わりを告げている。多くの専門家は昨年までは高度経済成長の延長線上にあるとみていたが、今年に入り前提が崩れ始めており見方を変更している。
原油輸入は高度成長が続いているインドにとって成長を後押しする大きな武器になっている。
インドの経済成長率の推移をみると、極めて大きい。日本の専門家はインドを低く見ているというより、全く見ていないといえる。
2015 2016,2017,2018,2019,2020, 2021年
8.0% 8.3% 6,8% 6.5% 3.7% ー6.6% 8.7%
貿易の2020年と2021年を比較すると、インド投資が飛躍的に増えていることが分かる。
2020年 2021年
輸出 291,808 421,894 144.6%
輸入 394,436 612,607 155.3%
輸出を増やすため輸入代替工業化政策の強力推進を図っているようであり、日本は5兆円の支援を約束している。
人口は来年中国を追い越すといわれているが、モノづくりの製造拠点として世界がインドを注目している。
インドにとってはロシアから安く石油が輸入できることは経済成長の中で大きな追い風といえる。