RT 16 Sep, 2022 プーチン、インドのモディにウクライナ紛争終結への努力を誓う https://www.rt.com/russia/562963-putin-modi-talks-ukraine/ キエフの交渉拒否により状況は悪化しているとロシア大統領が主張- ロシアはウクライナでの紛争を「できるだけ早く」終わらせたいが、キエフは話し合いを拒否していると、ロシアのプーチン大統領は金曜日、インドのナレンドラ・モディ首相に伝えた。 両首脳の2019年以来の直接会談は、ウズベキスタンのサマルカンドで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議の傍らで行われた。 プーチンは首相に対し、ウクライナでの紛争をめぐる「懸念」を承知していると述べ、「このすべてができるだけ早く止まるように、あらゆることを行う」と約束した。 「残念ながら、相手側であるウクライナの指導者は交渉プロセスを拒否している。{彼ら}は軍事的手段、いわば『戦場』で目的を達成したいと宣言した」とプーチンは説明した。 ウクライナでの軍事衝突について中立を貫いてきたインドの首相は、プーチンとの会談で改めて平和を訴えた。食糧安全保障問題やエネルギー危機など、今世界が直面している課題を挙げ、モディ氏は「今の時代は戦争の時代ではない」と述べた。また、プーチンとの会談を「平和の道」の進展について話し合う機会として捉えていると述べた。 「インドとロシアは、数十年にわたり互いに寄り添ってきた」と彼は述べた。一方、米国とそのパートナーは、ウクライナでの攻防の中で、ロシアに対してより厳しい姿勢を取るようニューデリーや北京に求めている。 キエフとモスクワは、3月末のイスタンブールでの会談が決裂して以来、交渉のテーブルに戻っていない。一方、ウクライナの西側パートナーは、武器供給を続けている。しかし、モスクワは、キエフとの和平交渉のアイデアをあきらめていないと主張している。今週初め、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、このプロセスが長引けば長引くほど、合意に至るのが難しくなることを明らかにした。 7月には、ラブロフのウクライナ側カウンターパートであるドミトリー・クレバが、キエフが会談再開に意欲を示すのはモスクワが「戦場での敗北」を喫した後だろうと述べた。クレバ氏によれば、ウクライナのゼレンスキー大統領は「交渉の可能性」を否定していないが、現時点では「理由はない」と考えている。それ以来、キエフの姿勢はほとんど変わっていない。
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孫崎享チャンネル
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RT 16 Sep, 2022
プーチン、インドのモディにウクライナ紛争終結への努力を誓う
https://www.rt.com/russia/562963-putin-modi-talks-ukraine/
キエフの交渉拒否により状況は悪化しているとロシア大統領が主張-
ロシアはウクライナでの紛争を「できるだけ早く」終わらせたいが、キエフは話し合いを拒否していると、ロシアのプーチン大統領は金曜日、インドのナレンドラ・モディ首相に伝えた。
両首脳の2019年以来の直接会談は、ウズベキスタンのサマルカンドで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議の傍らで行われた。
プーチンは首相に対し、ウクライナでの紛争をめぐる「懸念」を承知していると述べ、「このすべてができるだけ早く止まるように、あらゆることを行う」と約束した。
「残念ながら、相手側であるウクライナの指導者は交渉プロセスを拒否している。{彼ら}は軍事的手段、いわば『戦場』で目的を達成したいと宣言した」とプーチンは説明した。
ウクライナでの軍事衝突について中立を貫いてきたインドの首相は、プーチンとの会談で改めて平和を訴えた。食糧安全保障問題やエネルギー危機など、今世界が直面している課題を挙げ、モディ氏は「今の時代は戦争の時代ではない」と述べた。また、プーチンとの会談を「平和の道」の進展について話し合う機会として捉えていると述べた。
「インドとロシアは、数十年にわたり互いに寄り添ってきた」と彼は述べた。一方、米国とそのパートナーは、ウクライナでの攻防の中で、ロシアに対してより厳しい姿勢を取るようニューデリーや北京に求めている。
キエフとモスクワは、3月末のイスタンブールでの会談が決裂して以来、交渉のテーブルに戻っていない。一方、ウクライナの西側パートナーは、武器供給を続けている。しかし、モスクワは、キエフとの和平交渉のアイデアをあきらめていないと主張している。今週初め、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、このプロセスが長引けば長引くほど、合意に至るのが難しくなることを明らかにした。
7月には、ラブロフのウクライナ側カウンターパートであるドミトリー・クレバが、キエフが会談再開に意欲を示すのはモスクワが「戦場での敗北」を喫した後だろうと述べた。クレバ氏によれば、ウクライナのゼレンスキー大統領は「交渉の可能性」を否定していないが、現時点では「理由はない」と考えている。それ以来、キエフの姿勢はほとんど変わっていない。