日本の問題点は研究開発力ではなく、後述するが、研究開発力を生かし切れているかである。 (三菱経済研究所発表資料を参考にしています) 研究開発力(2019年)で見ると ①研究開発費3位 ②研究者数3位 ③論文数4位 ④Top10引用数4位 ⑤特許1位 競争力は2021年世界競争力年鑑では、64か国中31位と低水準である。 ノーベル物理学賞受賞者の真鍋敏郎氏が受賞後語っている 日本の優秀な研究者が国外の大学や研究機関に流出する「頭脳」流出に触れて語られた 「日本では意思決定者に対する科学者の助言、科学者と政策決定者のコミニュケーションが行われていない」と苦言を呈している。先進的な研究開発も「宝の持ち腐れ」にする「企業文化」に起因する。 1.企業の意思決定の迅速性、国際基準から見た中小企業の非効率性、管理者の国際経験は64か国中最下位である。 2.ビッグデータ分析の意思決定への活用、起業家精神は64か国中63位 3.機会と脅威への素早い対応、デジタル人材の利用可能度64か国中62位 原因は日本特有の「閉鎖性」と「組織の意志決定の遅さ」が指摘されている。
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孫崎享チャンネル
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日本の問題点は研究開発力ではなく、後述するが、研究開発力を生かし切れているかである。
(三菱経済研究所発表資料を参考にしています)
研究開発力(2019年)で見ると
①研究開発費3位 ②研究者数3位 ③論文数4位 ④Top10引用数4位 ⑤特許1位
競争力は2021年世界競争力年鑑では、64か国中31位と低水準である。
ノーベル物理学賞受賞者の真鍋敏郎氏が受賞後語っている
日本の優秀な研究者が国外の大学や研究機関に流出する「頭脳」流出に触れて語られた
「日本では意思決定者に対する科学者の助言、科学者と政策決定者のコミニュケーションが行われていない」と苦言を呈している。先進的な研究開発も「宝の持ち腐れ」にする「企業文化」に起因する。
1.企業の意思決定の迅速性、国際基準から見た中小企業の非効率性、管理者の国際経験は64か国中最下位である。
2.ビッグデータ分析の意思決定への活用、起業家精神は64か国中63位
3.機会と脅威への素早い対応、デジタル人材の利用可能度64か国中62位
原因は日本特有の「閉鎖性」と「組織の意志決定の遅さ」が指摘されている。