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RT 26 Aug, 2022

EUの都市、ロシア制裁の免除を希望-ロイター
https://www.rt.com/news/561581-hague-requests-eu-exemption-russian-gas/

ロイター通信によると、ハーグはEUに対し、ガスプロムからガスを購入するための一時的な許可を求める計画である。

オランダのハーグは、反ロシア制裁の一時的な免除を認めるようEUに要請することを明らかにした。国際刑事裁判所の所在地として知られる同市は、代替供給先が見つかるまでの間、ロシアのエネルギー大手ガスプロムから天然ガスを購入し続けたい考えだと報じられている。

ロイター通信によると、ハーグ市議会は2日、計画の概要を説明し、市当局が6月と7月にEU全域で入札を行ったが、ロシアのガスに代わるものを見つけることができなかったと指摘した。

ロシアのウクライナに対する軍事攻撃に対応して発動されたEU制裁により、EU内のすべての政府および公共機関は、10月10日までにロシア企業との既存契約を終了しなければならないことになった。

ハーグの当局は、代替供給者との契約が最終的に結ばれると確信しているが、ロイターが引用したサスキア・ブルイネス副市長が送った市議会への書簡に示されたように、10月の期限までには結ばれないだろう。

「供給の安全性を保証し、交渉を円滑に進めるため、2023年1月1日まで現在の取り決めを免除してもらうよう要請する」と、この関係者は述べているという。

ブルイネスは、ハーグが誠実に代替案を探しているのだから、EUは免除を認めるだろうと自信を示したという。しかし、新しい契約は、現在ハーグ市がガスプロム社と結んでいる契約よりもかなり高価なものになるだろうと、ブルイネスは認めた。

欧州委員会は、この問題についてまだコメントを出していない。

ハーグはオランダの自治体で初めて免責を申請したとされ、オランダ国内にはガスプロム社と契約している市町村が多数ある。

欧州の天然ガス価格は、ロシアの対ウクライナ軍事作戦開始直後に過去最高を記録した。その後、横ばいになったものの、化石燃料の価格は昨年より大幅に上昇したままだ。

さらに、ロシアはここ数カ月、欧米の制裁による技術的な問題を理由にガス供給を減らしている。一方、欧州の消費者は、モスクワがエネルギー輸出を武器にしていると非難している。

No.6 28ヶ月前

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