孫崎享のつぶやき

インドネシアのジョコ大統領は、11月にバリ島で開かれる主要20首脳会議に習近平国家主席とプーチン大統領が出席予定を明かし。2021年インドネシアの輸出は中国$53.78B。米国 $25.82B、日本$17.86B。対中が日米合わせたより多い。当然外交に影響。

2022/08/20 06:43 投稿

コメント:15

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  • 中ロは滅ぼすべし
 

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コメント

中国のやりかたは、ぶん殴って領土をとるロシアに比べれば、まともです。ロシアがせめて中国に学べばいいのにとおもいますが、ロシアのウクライナ侵略が成功するようでは、中国がロシアに学ぶことになるでしょう。

また、「比較してまともな方」だからといって、「比較してまともな方」が正当化されるわけではありません。そんな理屈に騙されるインドネシア人やスリランカ人もいないとはおもいますがね。日本人はどうか知りませんが。

>>1
優れた分析だとおもいます。
スリランカに対して岸田首相がどうするか注目していますが、結果的に、日本が債権放棄してそのぶん、スリランカが中国に債務返済するようなことになれば、岸田首相に批判もあつまることだろうとおもいます。

No.14 27ヶ月前

>>14
お早うございます。昨日コメントしましたが、一部不確かな点があり削除しました。

開発途上国問題は、「一帯一路」が主役になっています。スリランカは、2009年ごろまで日本が第一支援国でしたが、時の政権が日本と進めていた計画を反故にして中国に相手を変えた時点から、財政悪化しだした。対外債務の悪化であるが、頼りにした中国が債務問題に関与することを避けてきたため、ソブリン債に手を出し、有機農業の失敗とかコロナが国家破綻に火をつけています。

中國という国家の歴史を紐解けば、国家・国民より権力の保持と富の独占に明け暮れています。公共という意識が極めて薄い信用してはいけない国家ですが、国家にお金がないと、「費用と効果」の経済原則なしにインフラなどに投資整備してくれるので専制的な為政者は自己権益にマッチするので、飛びついてしまう。結局財政の失敗が国民に降りかかってしまう。

民主主義国の国々であれば、投資した側にも「費用対効果」の調査研究の責任があるとみるのですが、中国の発想には「公共」意識がなく、債務の再編に応じないようです。

13億ドルの融資で港湾を建設し、返却できず、99年の使用権を認めています。
問題は、債務350億ドルの10%35億ドルに対する債務再編で前向きでなく、話し合いが進まないようです。
日本に来ても、145億ドルの市場債務ソブリン債があり、2国間の債務で協力姿勢を示さない中国を念頭に置くと簡単な問題ではない。スリランカを解決しても中國がらみの第二のスリランカ、第三のスリランカが出てくることが明らかです。

個人も同じであるが、国家間も信用がなければお金を投資しない原則が無視され、弱肉強食だけを生きがいにする国家と決別できなければ、開発途上国が救われない。サラ金地獄は個人の問題でなく国家の問題になっているとみなすべきではないでしょうか。

No.16 27ヶ月前

>>16
こんにちは
詳細な分析を見せていただき、ありがとうございます。

>>投資した側にも(略)責任がある
重要なのはここの理解が中国にできるかどうかでしょう。
わたしの感じでは、英米や日本も、ここを歴史認識を含めてきちんと理解できるようになったのは、この数十年からもしかしたら数年というところじゃないかとおもっています。そしてその恩恵を、中国自体もかなり受けているとおもっています。changeさんの言い方を借りると、世界における「公共」のありかたが進化したという感じ。そこに日本の「公共」も直接つながっていて、日本の高齢者も若年者も恩恵を受けている。

ただ中国は自国のパワー(経済力と軍事力)が増した結果、「公共」など関係なく世界が世界が中国を仰ぎ見るようになった、無視できなくなった、という感覚でいるように見えます。まあたしかに「公共」など頼りないもので、皆があるというからあるというようなものではあります。中国がこのまま世界覇権をとれば、少なくともいまの「公共」は吹き飛ぶことでしょう。

No.18 27ヶ月前
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