それにしても
「ウクライナは国内問題として東部やクリミア半島、そしてロシア系ウクライナ人の自決権の問題を平和的に解決するべきでした。しかし、歴代のウクライナ政権は、ナショナリズムを煽り、ネオナチを都合よく利用しながら、対立を深刻にし続け、ついにロシアの軍事介入を招きました」
というのが、ロシア側の言い分そっくりだということくらいは気づいてください。

2014年より前にウクライナは「ナショナリズムを煽り、ネオナチを都合よく利用しながら、対立を深刻にし続け」ていたんですか？

アゾフ大隊が設立されたのは2014年5月ですが、そのまえにロシアはクリミアを侵略（すなわちロシアの軍事介入）してるんですよ。今回の戦争はそのつづきだし、ドンバス地域では小規模な戦争は2022年2月以前も続いていたんですよ。ある程度のナショナリズムがウクライナに勃興するのは当然だとわたしはおもいます（行き過ぎはよくないとおもっていますが）。

ロシアの関税同盟問題とか、ウクライナのEU加盟問題とか、2014年にいたるいろんな経緯も、いろいろ調べればわかるのでぜひ調べてくださいね。