グローバル社会における経済制裁は限度がある。お話のように抜け穴だらけで徹底せず短期間では効果が出ない。 長期的視点では、LNGなど米国産に大きな輸出能力があり、EU対応できるが,脱炭素が絡み能力問題は振り向け先の問題だけでしょう。EU向けを10年後アジア向けにするなどの選択肢が考えられる。 ロシアにとっての大きなネックは、戦争継続の兵器が確保できるかどうかにかかっているといえる。 ウクライナ侵攻で大量の兵器を導入しかなりの量を消耗している。さらに、西側の経済制裁により新規兵器システムから既存兵器に至るまであらゆるものを生産する能力がそがれている。 米国はロシアの兵器状況を見ながら、対応する選択肢を広げていく。 グローバル経済では、軍事力であり、兵器生産能力は部品の供給如何にかかっている。 今回制裁は兵器生産にまで拡大されており、一番恐れが強まっているのは中国でしょう。兵器生産するといっても重要部品は西側が握っており、中国の戦略が体制を含め大きく変わることが期待できる。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
グローバル社会における経済制裁は限度がある。お話のように抜け穴だらけで徹底せず短期間では効果が出ない。
長期的視点では、LNGなど米国産に大きな輸出能力があり、EU対応できるが,脱炭素が絡み能力問題は振り向け先の問題だけでしょう。EU向けを10年後アジア向けにするなどの選択肢が考えられる。
ロシアにとっての大きなネックは、戦争継続の兵器が確保できるかどうかにかかっているといえる。
ウクライナ侵攻で大量の兵器を導入しかなりの量を消耗している。さらに、西側の経済制裁により新規兵器システムから既存兵器に至るまであらゆるものを生産する能力がそがれている。
米国はロシアの兵器状況を見ながら、対応する選択肢を広げていく。
グローバル経済では、軍事力であり、兵器生産能力は部品の供給如何にかかっている。
今回制裁は兵器生産にまで拡大されており、一番恐れが強まっているのは中国でしょう。兵器生産するといっても重要部品は西側が握っており、中国の戦略が体制を含め大きく変わることが期待できる。