p_f のコメント

> 当時の世相を考えると凄い勇気と思います。

暗黒日記/清沢洌にも、権力による身体的暴力の恐ろしさは単なる思想強制の比でない旨記されていた。自分の意志だけでは どうにも防ぎようがないからだ。それが当時 清沢氏の肌感覚だったのだろう。
かつて国際情勢ジャーナリストが「芸術は本質的に こよなく左翼的なものだ。事実、体制ベッタリの芸術など、本当にツマラナイ」と語っていたが、その真意を係る松本竣介氏の論が説明しているかの如くだ。松本氏は理念/思想、感性/技術が共に優れ、両者が一体となった「立てる像」等、強力な作品を創り出せたのだろうが、いずれか一方だけの芸術家になるケースも多いのでないか。能書きは立派でも、その作品となると下手くそで実にツマラナイものだったり、感性/技術だけのため、歳を重ねるごとに訴求力が褪せるばかりといった具合。心技体の体現者と称えられた山下氏も、ご専門の柔道を離れると「心」が覚束無いことが露呈した。ネイティブ同然に英語ペラペラでも、話す中身がカラッポじゃあ意味が無い。

No.2 32ヶ月前

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