ジャベリンに５００台も破壊されるようじゃロシア軍のしくじりだと揶揄されても仕方ありませんね。親米が喜びそうですね。アフガンでも携帯ミサイルでソ連軍のヘリは使い物にならなかった。今回はジャベリンですか。結果、キエフは安泰。ゼレンスキーは元気でG7に支援を呼びかけている。めでたしめでたしですね。

でも、南部のマウリポリは先日陥落しました。ここは「CIAが大枚かけて作り上げたネオナチのアゾフ大隊」（この呼称は米国の軍事評論家のエッセイから引用するもの）が本拠地を置く軍事都市です。ここでは、ジャベリンの働きは限定的であったのでしょうか。

私にはプーチンの戦略がキエフを生かし、マウリポリを滅することにあるのではないかと思えるのです。従って、５００台もの戦車が破壊されるヘマをロシア軍が冒すとは思えません。株価を引き上げる為の株価情報ではないかと思うのですが、こういうことを言うのはやはり変人でしょうか。

米国の軍事評論家のラリー・ジョンソン氏は、プーチンの今回の戦争の目標はNATO軍を西欧が全面に押し出す限り西欧との妥協は一切ない。プーチンは西欧との決別をも覚悟に入れていて、ロシア人の大半もそれを支持している、と分析してます。彼は更に西欧とのロシアの決別で困るのは西欧諸国だと断言してます。私もラリー・ジョンソンの見解に賛同してます。