RT－Russia’s former president explains Moscow’s conflict with the West
https://www.rt.com/russia/552141-medvedev-moscow-conflict-west/

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2022/3/17

ロシアの元大統領が、モスクワの西側との対立を解説━ドミトリー・メドヴェージェフは反ロシア的な憎悪とNATOの拡大を非難

ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ前大統領は、西側が自国に対してハイブリッド戦争を仕掛けているのは、長年にわたるロシア恐怖症の伝統によるものだと非難した。彼は、大きな圧力にもかかわらず、モスクワは世界秩序のビジョンを守るだろうと考えている。

「西側の逆上したロシア恐怖症は、どうやら底をつくことはなさそうだ。NATOの国境への拡大、あらゆる面でわが国に対して繰り広げられる経済・情報戦争、果てしない脅迫と威嚇、海外における わが国の国民への激しい迫害。これらすべてが、最近 全世界が経験している国際情勢の極端な悪化の原因となっている」と、メドベージェフは木曜日にテレグラムに書きました。

同高官はまた、西側の指導者の二重基準や偽善を非難し、モスクワに対する彼らの政策は不道徳で犯罪的だとした。「我々は彼らと良い関係を築こうと心から努力してきた」と述べた。

メドベージェフは、ロシアは何十年もの間、嘘をつかれ、利用されてきたと付け加えた。「ロシアに対する憎悪の基盤は、米国とその衛星国によって、新しいロシア国家が誕生してからの30年間、ずっと築かれてきたのである。ただ、長い間、政治家や外交官の偽善的な白い歯の微笑みによって、それが覆い隠されただけである。簡単に言えば、彼らは自分たちの利益のために、堂々と私たちに嘘をついたのです。」

前大統領によると、反ロシア感情が高まり続けている理由は、モスクワが世界の強国となり、海外で自国の利益を守り、国民を保護することができるようになったからである。また、彼は、西側が「（ロシアを）弱く、完全に従順にしたい。いっそのこと、バラバラにしてしまえ」と望んでいることを疑わない。

大きな圧力と抵抗にもかかわらず、メドベージェフは、ロシアは敵を倒し、国益を守るのに十分な強さを持っていると言っている。

「我々はロシア連邦と国民に適した世界秩序のために戦い続けるだろう。その世界では、ナチスも、歴史の嘘も、大量虐殺も存在しない。道徳的な強さと歴史の真実は、これまで通り、我々の味方である！」

水曜日、ロシアのプーチン大統領は、キエフと西側の同盟国を「衝撃的なシニシズム」で非難し、彼らの政策がウクライナの紛争を不可避なものにしたと述べた。プーチン大統領は、モスクワはキエフに平和的解決策を提示することで、犠牲者を出さないように繰り返し努力してきたと述べた。クレムリンは2月24日に軍事作戦を開始した。

ドミトリー・メドヴェージェフは2008年から2012年までロシア連邦の大統領を務めた。2012年から2020年までは首相を務めた。現在、ロシアの安全保障理事会副議長を務めている。