ロシアの立場でウクライナを見た。 ①宗教的にキエフ正教はロシア正教の生みの親である。 ②冷戦前までは核を保有していた兄弟国であり、軍事的に高い能力を保有している。 ③ロシア・EUに中立的でロシア的な物EU的なものが混在していれば理想的である。 ④先鋭的親露派がクリミヤ後政府軍と衝突を繰り返し緊張状態が続いていた。 戦死者が14,000名に及んでいる。 現状維持は戦死者が増えるだけである。 このような現状認識を持って、ウクライナ政府のNATO加盟を考えると、ウクライナの軍事力が対ロシアで飛躍的に強化される。当然のことながら親露派が一掃されるだけでなくロシア自身にとっても安心・安全が確保できない。 ウクライナ自体の問題であるが、親露派とNATO加盟を、ウクライナとロシア間で何故真剣に討議されなかったか。 討議されなかった代償を双方が払わなければならないが、ロシアのように当事者である国は当事者でないEU・米国より必死であり国民の理解が得やすい.その道理がアンケート結果に表れている。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ロシアの立場でウクライナを見た。
①宗教的にキエフ正教はロシア正教の生みの親である。
②冷戦前までは核を保有していた兄弟国であり、軍事的に高い能力を保有している。
③ロシア・EUに中立的でロシア的な物EU的なものが混在していれば理想的である。
④先鋭的親露派がクリミヤ後政府軍と衝突を繰り返し緊張状態が続いていた。
戦死者が14,000名に及んでいる。
現状維持は戦死者が増えるだけである。
このような現状認識を持って、ウクライナ政府のNATO加盟を考えると、ウクライナの軍事力が対ロシアで飛躍的に強化される。当然のことながら親露派が一掃されるだけでなくロシア自身にとっても安心・安全が確保できない。
ウクライナ自体の問題であるが、親露派とNATO加盟を、ウクライナとロシア間で何故真剣に討議されなかったか。
討議されなかった代償を双方が払わなければならないが、ロシアのように当事者である国は当事者でないEU・米国より必死であり国民の理解が得やすい.その道理がアンケート結果に表れている。