<藤田嗣治は戦争中そして戦後好ましくない行動をしたことも事実である。> 当時の国民全体は戦争に何らかの形で協力しており、協力せずに反旗を翻していては生きていくことが難しかった。藤田嗣治を対象にするのは間違っていないか。 画家は,対象物を見て、想像力を働かせて、ただ描いていくのであって、最初から反戦を旗印にしているのであれば、反戦画家であって、物事をありのままにみて描くという画家の本質とは違ったものではないか。 優れた画家は物事がよく見えるのでしょう。晩年日本の風潮に嫌気がさし、日本を去っており、フランス国籍を取得し、そのあと日本国籍を抹消している。また、パリではピカソと再開後その交友が最後まで続いたというところに藤田氏の戦争・政治を超えた画家としての神髄を見るような気がしています。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
<藤田嗣治は戦争中そして戦後好ましくない行動をしたことも事実である。>
当時の国民全体は戦争に何らかの形で協力しており、協力せずに反旗を翻していては生きていくことが難しかった。藤田嗣治を対象にするのは間違っていないか。
画家は,対象物を見て、想像力を働かせて、ただ描いていくのであって、最初から反戦を旗印にしているのであれば、反戦画家であって、物事をありのままにみて描くという画家の本質とは違ったものではないか。
優れた画家は物事がよく見えるのでしょう。晩年日本の風潮に嫌気がさし、日本を去っており、フランス国籍を取得し、そのあと日本国籍を抹消している。また、パリではピカソと再開後その交友が最後まで続いたというところに藤田氏の戦争・政治を超えた画家としての神髄を見るような気がしています。