p_f のコメント

>「核戦争に勝者はおらず、決して戦ってはならないことを確認する」

「状況次第で核戦争も止む無しであることを確認する」よりは遥かにマシだが、この「金持ち喧嘩せず」が有言実行される保証はない。相手を油断させて抜け駆けするのが米国(DS)の常であり、中露はそれを百も承知だからだ。
実際、今日の天木直人氏メルマガ-

「これは五大核保有国に対する批判封じの、保身的共同声明だという批判は当たっているのだろう。」

「彼らは素晴らしい声明を記したが、実際には逆の事をやっている。彼らは軍拡競争をし、常に核戦争の始まりに備えている」(核兵器廃絶条約 絡みでノーベル平和賞受賞のNGO)

> 核兵器について「攻撃や戦争を抑止する防衛目的のものであるべきだ」

これも詭弁に過ぎない。岡井 敏著「平和憲法だけで国は守れる」より-

「核禁止条約は国連総会で承認されたが...有力国の殆ど全てが背を向け...条約に実効力が生ずるのか否か。肝腎のことが危ぶまれている...悪いのは、もちろん反対派だ。議論をしない。議論をしたら負けると思っているのだろう。彼等はしきりに、世界の現状を維持しているのは、核抑止力であると言う。確かに核抑止力は、核兵器を持たない国に対しては効力があるだろう。力の絶対的格差は厳然としたものだから、核を持たない国は核保有国に立ち向かわない。戦争とはならないのである。
しかし問題は、核保有国同士の対立で...肝心のこの場合、最初から力関係は五分五分なのだ。だから核抑止力なんか何の意味も持たない。実際それは、我々が第四次中東戦争で見た通りだ...核抑止力など、全く無意味になった。こういうことから議論をしないといけないのだ。しかし、そんなことは何故か一切やらない。」

この問題で米国(DS)と中露は、今のドイツとフランスのような和解状態になり得るのか。在りもしない「核の傘」で調子こいてる国が、また原爆落とされて消滅した時、その日が来るのでないか。

No.6 36ヶ月前

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