石油価格の高騰は経済の減速を導きデフレを来す。それを避ける為に日本や米国は財政出動してインフレ政策を取る。そのインフレが過度にならないためには供給が潤沢でなければならない。幸いかな、中国の供給があるのだ。 石油価格の高騰を抑えることは現状難しい。理由は、OPECプラスが増産に慎重なこと、シェールガスが枯渇状態にあること等があげられる。 世界マクロ経済の観点に立てば、中国の供給は、勿論、経済学のサプライのことだが、重要なカギとなる。さもなければ、日本も米国も野放図な財政赤字を採用しているが故にハイパーインフレーションになる確率は高くなる。 ハイパーインフレは85年前にナチスを生み出した。来るハイパーインフレは日本に於いては新毛沢東を生み出し、米国に於いては新フィデル・カストロを生み出すだろう。それがいやなら中國のサプライの重要性を認めることだ。つまり、チャイメリカ、チャイパンの現存在を軽視してはならないのだ。 以上は政治経済学のイロハだと思うが、如何かな?
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
石油価格の高騰は経済の減速を導きデフレを来す。それを避ける為に日本や米国は財政出動してインフレ政策を取る。そのインフレが過度にならないためには供給が潤沢でなければならない。幸いかな、中国の供給があるのだ。
石油価格の高騰を抑えることは現状難しい。理由は、OPECプラスが増産に慎重なこと、シェールガスが枯渇状態にあること等があげられる。
世界マクロ経済の観点に立てば、中国の供給は、勿論、経済学のサプライのことだが、重要なカギとなる。さもなければ、日本も米国も野放図な財政赤字を採用しているが故にハイパーインフレーションになる確率は高くなる。
ハイパーインフレは85年前にナチスを生み出した。来るハイパーインフレは日本に於いては新毛沢東を生み出し、米国に於いては新フィデル・カストロを生み出すだろう。それがいやなら中國のサプライの重要性を認めることだ。つまり、チャイメリカ、チャイパンの現存在を軽視してはならないのだ。
以上は政治経済学のイロハだと思うが、如何かな?