<米中のこれまでの取り組み姿勢に強い批判> 1.米中は今回共同宣言をまとめたが、具体的数値目標に乏しい内容となった。 「米国は二酸化炭素排出量を30年までに減少に転じさせ60年までに実質ゼロにするという中国の目標の前倒しを求めたが宣言に盛り込まれなかった。」 2.4月14日~17日バイデン政権閣僚級としては初めてケリー氏が訪中。気候変動問題について両国の連携の重要性を確認した。 3.7月20日ロンドンで、ケリー氏中国温暖化ガス削減目標の引き上げを促す。8月末再度中国訪問を明らかにする。 4.8月31日~9月3日ケリー氏、10月から始まる主要20か国会議やCOP26で中国の前倒し温暖化対策を求めた。 このような経過を見ると、影響が大きい米中の米国ケリー氏がかなり意欲的に何度も中国を訪問し中国に前倒しを求めているが、中国が対応できず、連携体制を確認する程度になってしまったということでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
<米中のこれまでの取り組み姿勢に強い批判>
1.米中は今回共同宣言をまとめたが、具体的数値目標に乏しい内容となった。
「米国は二酸化炭素排出量を30年までに減少に転じさせ60年までに実質ゼロにするという中国の目標の前倒しを求めたが宣言に盛り込まれなかった。」
2.4月14日~17日バイデン政権閣僚級としては初めてケリー氏が訪中。気候変動問題について両国の連携の重要性を確認した。
3.7月20日ロンドンで、ケリー氏中国温暖化ガス削減目標の引き上げを促す。8月末再度中国訪問を明らかにする。
4.8月31日~9月3日ケリー氏、10月から始まる主要20か国会議やCOP26で中国の前倒し温暖化対策を求めた。
このような経過を見ると、影響が大きい米中の米国ケリー氏がかなり意欲的に何度も中国を訪問し中国に前倒しを求めているが、中国が対応できず、連携体制を確認する程度になってしまったということでしょう。