ところで、チャイナ肺炎を5類にするというのは、メリットもあり確かに研究すべきですが(政府も内部では議論しているとおもう)、現在のような感染爆発状況では、そもそもが最前線になる一般開業医が望まないだろうとおもいます。日本では政府が一般開業医を自由に動かせる仕組みにはなっておらず、そこまで含めてなにもかも政府のせいにするのは酷だろうとおもいます(仮に自公政府じゃなくても同じ)。 イベルメクチンについては、イスラエルからの論文を読みましたが、記憶ではたしか、入院するほどでもない軽症の患者から一定量のウイルスが分離される期間を減少させる点でコントロールと比べて有意差があったというものだったとおもいます。しかしそういう患者はほとんどは隔離だけで自然に治るので、そういう「治療薬」が必要なのかという疑問が生じますね。イベルメクチンがなんらかの効果があるという証明にはなっていますが。 まあ、イベルメクチンにこだわるひとびとは多いので、ここは、日本人がノーベル賞を受賞したクスリであることも考え、日本が国費から費用を負担して、日本でいくつかの臨床試験を行ってもいいとおもいます。 なお、ワクチンの副作用については、あらたにアストラゼネカワクチンの血栓による死亡を分析した論文がニューイングランドジャーナルに出ました。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
ところで、チャイナ肺炎を5類にするというのは、メリットもあり確かに研究すべきですが(政府も内部では議論しているとおもう)、現在のような感染爆発状況では、そもそもが最前線になる一般開業医が望まないだろうとおもいます。日本では政府が一般開業医を自由に動かせる仕組みにはなっておらず、そこまで含めてなにもかも政府のせいにするのは酷だろうとおもいます(仮に自公政府じゃなくても同じ)。
イベルメクチンについては、イスラエルからの論文を読みましたが、記憶ではたしか、入院するほどでもない軽症の患者から一定量のウイルスが分離される期間を減少させる点でコントロールと比べて有意差があったというものだったとおもいます。しかしそういう患者はほとんどは隔離だけで自然に治るので、そういう「治療薬」が必要なのかという疑問が生じますね。イベルメクチンがなんらかの効果があるという証明にはなっていますが。
まあ、イベルメクチンにこだわるひとびとは多いので、ここは、日本人がノーベル賞を受賞したクスリであることも考え、日本が国費から費用を負担して、日本でいくつかの臨床試験を行ってもいいとおもいます。
なお、ワクチンの副作用については、あらたにアストラゼネカワクチンの血栓による死亡を分析した論文がニューイングランドジャーナルに出ました。