sagakara のコメント

皆さんの投稿は勉強になります。フレディ・ダンさんの投稿の【中国共産党は国内の資本家と共存している。更に、ニューヨークにアジトを置く国際巨大資本とも共存を模索している。】というのに希望を持ちたいですね。
日本の運命は米中関係の悪化からデカップリングから日系企業が踏み絵をふまされた挙句に経済の悪化の末に鉄砲玉にされるのをどれだけ食い止めるかに掛かっています。
米国は中国が発展するに従って水平分業のアウトソーシングに使い日系半導体ITエレクトロニクス産業に打撃を与えました。米国と中国の蜜月は対日本半導体ITエレクトロニクス産業という関係でもあったようです。
日本の経済敗戦の末【中国共産党にとって米国を支配する巨大資本と不戦の実現でどう折り合いをつけるかがこれからの課題だ。】となったと思われます。
この課題を解決するには、理論的に孫崎先生の本を下敷きに元韓国朴槿恵大統領のバランサー仲介路線が望められます。
第二次世界大戦前はグローバリゼーションが進んでいたらしいですが、1929年のアメリカの株価の大暴落に端を発し世界大恐慌が起こり、日本は生糸の米国輸出が壊滅し、農村の多産もあり、疲弊から満州事変に突き進んでしまっています。
日本が敗戦後、東京の焼け跡でルーズベルトの前任者のフーバー大統領とマッカーサーと「一人狂人が第二次世界大戦を引き起こした」と語ったそうですが、ルーズベルトが行なった経済ブロック化が第二次世界大戦の遠因になったことは間違いありません。
経済の相互依存が安全保障を補間出来ることを考えると最悪の選択だったのは間違いありません。
強欲なニューヨークにアジトを置く国境なき巨大資本ですが、彼らの商売繫盛が安全保障も補完出来る可能性もある訳で彼らを完全に否定できないようでもあります。米中がどこかで折り合いを付ける道筋を朴槿恵大統領のバランサー仲介路線で探れないかと思います。
偽りの民主主義でリーダーを選ぶ米国と縁故で共産党員を選んでエリートの抜擢や権力闘争でチャイナ7を選んでリーダーを決める中国とどちらが間違いないが少ないかとなると果てしない戦争を繰り広げる米国に疑問点が出始めていると思います。

 

No.10 41ヶ月前

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