世論力学モデルでは、公平感を重視して、バランサーを加えている。 ①通常型(グループ内多数決結果に従って値を更新、②値を変えない、③懐疑型(固執型がいるとその反対値に更新、いないと通常型に同じ) 初期賛成比から「議論を繰り返す」ことによって、最終賛成比に集約化しコンセンサスをえる民主主義のモデル。 結果は、①本来の多数決が尊重される領域と、②固執型と懐疑型の影響で別の領域に分かれるが、断層を生じる。 この領域は、3つに分けられる。 少数の固執型が多数者を抑えてしまう、賛成、反対が拮抗し多数決が成立しにくい、懐疑型の影響で固執型に後押しされ多数意見が抑えられる。 この4領域は、1点で接する臨界点があり、パラメーターを変えると、違った形態がみられる。 既得権益派が少数で「民主主義独裁」を起こしたり、懐疑派が方向性にブレーキをかけることができる。 懐疑派が、固執派に加担して、多数派を負かすことことができるのである。 現状の政治情勢分析に使えそうな気がするが、判断材料として精度がどの程度になるか疑問が残る。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
世論力学モデルでは、公平感を重視して、バランサーを加えている。
①通常型(グループ内多数決結果に従って値を更新、②値を変えない、③懐疑型(固執型がいるとその反対値に更新、いないと通常型に同じ)
初期賛成比から「議論を繰り返す」ことによって、最終賛成比に集約化しコンセンサスをえる民主主義のモデル。
結果は、①本来の多数決が尊重される領域と、②固執型と懐疑型の影響で別の領域に分かれるが、断層を生じる。
この領域は、3つに分けられる。
少数の固執型が多数者を抑えてしまう、賛成、反対が拮抗し多数決が成立しにくい、懐疑型の影響で固執型に後押しされ多数意見が抑えられる。
この4領域は、1点で接する臨界点があり、パラメーターを変えると、違った形態がみられる。
既得権益派が少数で「民主主義独裁」を起こしたり、懐疑派が方向性にブレーキをかけることができる。
懐疑派が、固執派に加担して、多数派を負かすことことができるのである。
現状の政治情勢分析に使えそうな気がするが、判断材料として精度がどの程度になるか疑問が残る。