sagakara のコメント

二酸化炭素削減の名目で中国・アフリカ・南米・中東など世界中で原発が増設されるらしいですが、10万年の管理維持を要する使用済み核燃料を次世代に負債として残し、万一事故となればフクシマやチェノブイリ原発事故のように広大な地域が10万年も使わなくなり、事故終息の被爆を前提とした下請け作業員の確保も難しくなります。大量の下請け作業員の被爆は人権侵害とも思われます。世界中が原発の放射能汚染地帯になることを恐れています。
安全保障のために核兵器が必要と主張する人もあると思いますが、相互に打ち合えばお互いに滅亡する兵器は使えません。安全保障は経済の相互依存で確保することが無難と思います。

東芝の研究開発中の二酸化炭素から一酸化炭素を生成する技術と太陽光集光熱発の自然電力を使いどんどん一酸化炭素を生成して水素と合成し、「e-fuel」合成燃料の製造を推し進めていけば、世界中で原発の廃止、廃炉ビジネスの道筋をつけられないかと思います。

①https://www.jaea.go.jp/02/press2020/p20041702/
太陽光集熱で650度の低温で水素製造効率40%は夢があります。

②https://www.asahi.com/articles/ASP3M7HTSP3MPLBJ00G.html?
これと東芝のごみ焼却場CO2の丸ごと資源化を組み合わせると化ける可能性もあります。2025年に運用の実験を始めるとあります。
日本で太陽光集光熱発電設備の運用は最初の設備投資費や工事費負担が大きくされてないようだが、都市部でも自動偏向ミラーとか一般家庭に太陽光を遮らない設置も出来るので、雨期や冬の日本海側の運転は無理だが電力を多く使う夏場の晴天時は太陽光パネルよりも効率が良いらしいので使えるかもしれません。。
①水素製造効率40%は650度位の低温度で可能なので太陽光集光熱を使っても長い時間保てるかもしれません。
日本で①太陽光集熱発電の電力で水からHを造り、②東芝CO2→CO1を太陽光集熱発電力で行う。
そしてH+CO1=メタン(CH4)を合成することが日本で可能になるかもしれません。そして「e-fuel」合成燃料の日本での製造も夢でないかもしれません。

https://www.eneos.co.jp/newsrelease/2018/20190315_01_2011051.html
自然エネルギー発電の余剰電力をNEOS が始めるダイレクトMCHでエネルギーを保管でできれば送配電網の蓄電池設置などの負担が少なく出来て電気代を下げられるかもしれません。

自然エネルギー発電の問題点は不安定な電源の制御だった。蓄電池は高価、低用量、低寿命でコストを押し上げる。
まだ営業してないNEOS が始めるダイレクトMCHですが、トルエンが高いらしいがMCHは300度で水素を分解出来て何回も使えるらしい。
日本の生産技術でトルエンが廉価で提供できるようになればMCHはそのままディーゼル燃料として燃やせるようになるかもしれない。ダイレクトMCHはトルエンが尽きない限りエネルギーを限りなく液体炭化水素燃料として蓄積出来ます。

自分は別にに技術者だった訳でもないのに、ネット情報をいろいろ見ながら運用もしてない、完全な目途も立ってない技術に夢を託して二酸化炭素削減での「e-fuel」合成燃料製造の低コスト化と世界中で原発の廃止、廃炉ビジネスの道筋をつけられないかと願っています。


No.4 41ヶ月前

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