フレデイ タン のコメント

ユーロのEUと違って日本や米国や中国みたいに自国の通貨を印刷する主権国家が中央銀行、傘下の市中銀行で構成されるピラミッド構造が完備し、ルール通り動けば、国家の財政赤字は何ら問題なく、インフレを引き起こすことは無いということです。つまり、財政赤字は中央銀行が負担し、政府の民間調達等への支払いは市中銀行が回収するので、財政赤字がいくら多額であっても、回収が行われれば、インフレの余地が無いのです。唯、例外は戦争です。戦争が起これば、インフレが起こります。

インフレと言えば、ワイマールドイツのハイパーインフレですが、ユダヤ系の金融機関が野放図に通貨を印刷したことが原因と言われており、ユダヤ人がナチスの弾圧にあったのもそのハイパーインフレを起こしたからだと言われてます。

日本で起こったインフレは敗戦直後のハイパーインフレが記憶にありますが、占領軍によって新円に切り替えられ沈静しました。バブル時代は、土地株の値上がりだけで、消費物価は上がってません。

バイデン政権は米国の崩壊した社会に立ち向かうのを諦め、隆々たる中国を潰そうと立ち上がってます。中国との戦争がバイデンの視野にあります。自民党はその志向に従い、今のままだと、中国にぶつかるのでしょう。米国も日本も間違いなくハイパーインフレーションに見舞われます。

革命成立以降、中国が営々と築きあげて来たのは、日米の侵略を阻止する軍事力です。私の観測では、昨年あたりから、完成域に達しており、有事即、短期間に中国には勝利を収めることを望みます。長引けば、米国はともかく、日本のハイパーインフレは日本人の生活を根本から壊すでしょうから。

No.3 40ヶ月前

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