りゃん のコメント

米国に反抗すればすなわち愛国心がある(十分条件)と考えるような考えは根本的にまちがっているとおもう。

とくに、日本史上、もっとも高度成長した時代に、米国の「恩恵」にどっぷりつかり、「イマジン」を反戦の歌だなどと勘違いしながらすごしてきたヒトビトが、日本史上もっとも恵まれた高齢者世代として言う米国にさからうことばなど、わたしは一切信用していない。ほれほれ、カラダはうそをついてないぞ、というやつだ 笑

日本は徹底的に敗戦した。その後日本を統治しているのは米国だが、ロシアも南北朝鮮も中共も台湾も、それぞれがそれぞれの方法で、一方ではそれぞれがリゾーム状につながりながら、米国による日本支配のおこぼれにあずかろうとしてきたのが、日本の戦後史だ。そのそれぞれの国に向けて、「友好的な」政治家がいる。そして今の政権与党のなかで最大派閥なのは、親中派だ。

そのなかで、アメリカにNOということの価値をどの程度に定位するというのだろう。あの石原慎太郎ですら、「NO」と言える日本 という本を書いたそうじゃないか、読んだことはないが。 本当の問題はどこにあるのかということだ。

ところで、この文庫版は増補されているようだが、孫崎さんはRCEPのことは書いたのだろうか。TPPには批判的なようだが。

No.6 42ヶ月前

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