一人当たりGDPが高ければ、所得の多い、少ないに直結し、重要な要素である。ただ、生活に直結するかといえば、一概にいえない。 GDPが高ければ、国民の生活満足度が高いかといえば、米国のように医療費が高く、貧困者にとっては十分な医療を受けられない面を持っている。 人によって、何を重視するかが変わってくるが、①失業率が低く生活の道が確保されている。②病気になった時手厚い医療を受けられる。③失業したとき最低の生活が確保できる。④最悪の場合生活保障制度がある。 所得の多い、少ないより充実した社会制度が機能しているかどうかが重要でしょう。 一人当たりの所得を増やすには、国民全体が、「ムリ、ムダ、ムラ」をなくした社会にしていく必要性がある。この「3無」のレベルによって、所得水準が大きく変わるのです。能力のあるものと、能力の欠けるものとで大きな格差を生み、富める者はますます富み、貧しいものはますます貧しくなる中国・米国を直視すべきでしょう。 中国のように所得水準が低いのに、社会機構を高付加価値高度化していけば、貧困者は取り残されていく。また、韓国のように医療費など福祉が極めて低い状況に置かれる。 参考資料 医療費百万ドル 米国 3,614,174 中国 965,612 日本 608,479 ドイツ 551,726 フランス 360,241 イギリス 310,113 イタリア 220,264 韓国 175,337 失業率 日本2.29 ドイツ 3.04 イギリス 3.85 米国 3.68 韓国 4.15 カナダ 5.56 フランス 8.43 イタリア 9.89
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
一人当たりGDPが高ければ、所得の多い、少ないに直結し、重要な要素である。ただ、生活に直結するかといえば、一概にいえない。
GDPが高ければ、国民の生活満足度が高いかといえば、米国のように医療費が高く、貧困者にとっては十分な医療を受けられない面を持っている。
人によって、何を重視するかが変わってくるが、①失業率が低く生活の道が確保されている。②病気になった時手厚い医療を受けられる。③失業したとき最低の生活が確保できる。④最悪の場合生活保障制度がある。
所得の多い、少ないより充実した社会制度が機能しているかどうかが重要でしょう。
一人当たりの所得を増やすには、国民全体が、「ムリ、ムダ、ムラ」をなくした社会にしていく必要性がある。この「3無」のレベルによって、所得水準が大きく変わるのです。能力のあるものと、能力の欠けるものとで大きな格差を生み、富める者はますます富み、貧しいものはますます貧しくなる中国・米国を直視すべきでしょう。
中国のように所得水準が低いのに、社会機構を高付加価値高度化していけば、貧困者は取り残されていく。また、韓国のように医療費など福祉が極めて低い状況に置かれる。
参考資料
医療費百万ドル
米国 3,614,174 中国 965,612 日本 608,479 ドイツ 551,726 フランス 360,241 イギリス 310,113 イタリア 220,264 韓国 175,337
失業率
日本2.29 ドイツ 3.04 イギリス 3.85 米国 3.68 韓国 4.15 カナダ 5.56 フランス 8.43 イタリア 9.89