p_f のコメント

昨夜の生放送:前大戦時、日本で本土決戦になった場合、甚大な米兵戦死者が出るとトルーマンは認識。係る事態を避けたいがために原爆投下に繋がった。また、満州に居る日本兵が本土に戻ってきて参戦するシナリオも脅威であったため、米国はソ連に参戦を促し、その代償として、千島列島をソ連に与えるというヤルタ協定をつくった━このご説明は通説の「原爆は戦争早期終結のために使われた」と符合するが、「平和憲法だけで国は守れる」の岡井 敏氏は そうでないと言う。ここで岡井氏のベースは長谷川毅著「暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏」(中央公論新社)だ。
掻い摘んで言えば━ヤルタ会談の直後に原爆実験成功の詳報を聞かされ、その破壊力に腰を抜かすほど驚いたトルーマンは、原爆を使えば、もはやソ連の参戦は要らないと自信満々になり、千島列島を与える必要も無いとして、ソ連参戦の前に日本に原爆投下すべく米国は大車輪で動いた。これを察したソ連は、原爆で日本が直ちに降伏すれば、参戦できず、ヤルタ密約の千島列島がパーになる。そこで絶対にゲットすべく、総力をあげて大車輪で動いた。そして一応、両者とも目的を遂げたが、結局、米国にとっては、ソ連に参戦要請したヤルタ密約が失敗だったことを帳消しにすべく、対日参戦させまいと一生懸命急いで日本へ原爆を投下した。岡井氏曰く「原爆は失敗隠しに使われた」

No.4 43ヶ月前

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