「作者は様々な思いで小説を書く。人も様々な思いで小説を読む」 まさにこのとおりだ。私自身は楽しみのために小説を読むことが多い(最近は朗読を聞くことが多い。スマホの普及には功罪あろうが、朗読をきくこととスマホとはとても相性がよい)。 しかし、小説というか、文学作品のなかには「抵抗」の一面があるものもある。ソルジェニーツィンを(日本語訳でだが)読んでから、この面はとくに意識している。ウイグルに興味をもってから、わたしは「英雄たちの涙」という小説を(もちろん日本語訳でだが)読んだ。作者はウイグルでは超有名な人らしい。内容は、中国共産党の圧政に抵抗するというもの、ではないのだが、こういう文学があって忘れられない限り、いつかウイグルは中国の侵略をはねかえして独立するだろうとおもう。
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孫崎享チャンネル
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「作者は様々な思いで小説を書く。人も様々な思いで小説を読む」
まさにこのとおりだ。私自身は楽しみのために小説を読むことが多い(最近は朗読を聞くことが多い。スマホの普及には功罪あろうが、朗読をきくこととスマホとはとても相性がよい)。
しかし、小説というか、文学作品のなかには「抵抗」の一面があるものもある。ソルジェニーツィンを(日本語訳でだが)読んでから、この面はとくに意識している。ウイグルに興味をもってから、わたしは「英雄たちの涙」という小説を(もちろん日本語訳でだが)読んだ。作者はウイグルでは超有名な人らしい。内容は、中国共産党の圧政に抵抗するというもの、ではないのだが、こういう文学があって忘れられない限り、いつかウイグルは中国の侵略をはねかえして独立するだろうとおもう。