孫崎先生がお書きになった小説外務省、小説外務省Ⅱは夫々尖閣問題とイラン情勢の解説書として読みました。おかげさまで、尖閣、イランに対する私の理解は広くなり、且つ、深まりました。 本日、朝日新聞が珍しく中国の一帯一路を、一応、中立を装って、記事を書いてます。陸のシルクロード、海のシルクロードが地図化されてます。この地図の示唆は明らかに日米が蚊帳の外だということです。その地図の中央に新疆があるのです。ニューヨークの巨大資本が、イラクに大量破壊兵器保有を口実に侵略までしたのを、今、まねて騒ぐのも、なるほどと思わざるを得ないのです。更に、この記事の下に三菱の中川浩一氏の「米国の中東撤退政策が既定路線だ」と言わんばかりの小文が載せられていて、おいおいここまで言うか、と驚かされます。朝日の中で米国の威信が今後亡くなっていくと読む派が生まれているのかと思わせる記事作りです。 続く
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
孫崎先生がお書きになった小説外務省、小説外務省Ⅱは夫々尖閣問題とイラン情勢の解説書として読みました。おかげさまで、尖閣、イランに対する私の理解は広くなり、且つ、深まりました。
本日、朝日新聞が珍しく中国の一帯一路を、一応、中立を装って、記事を書いてます。陸のシルクロード、海のシルクロードが地図化されてます。この地図の示唆は明らかに日米が蚊帳の外だということです。その地図の中央に新疆があるのです。ニューヨークの巨大資本が、イラクに大量破壊兵器保有を口実に侵略までしたのを、今、まねて騒ぐのも、なるほどと思わざるを得ないのです。更に、この記事の下に三菱の中川浩一氏の「米国の中東撤退政策が既定路線だ」と言わんばかりの小文が載せられていて、おいおいここまで言うか、と驚かされます。朝日の中で米国の威信が今後亡くなっていくと読む派が生まれているのかと思わせる記事作りです。
続く