フレデイ タン のコメント

>>4
当時、日本の国の形に思いを馳せた人はあまりいなかったのじゃないでしょうか。とにかく日本は解放区ですから。自由に商売し、自由に稼ぐことが出来たのです。権力の上部構造がどうであれ、自由で束縛されないのは何よりも大事だったんです。

三島由紀夫や全学連の学生はいろいろ考えたんでしょうが、当時の人間には「過激すぎる。ついていけない」と受け止められていたと思います。そういう中で、ワシントン・ハイツはふさわしくない、と考えた魚本大使は租界があっちにこっちに残っていて平気な日本に不満を感じておられたんでしょう。そして、ふっと、この心情こそが愛国心だと思った次第です。



No.6 45ヶ月前

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