菅氏の米国訪問について私には既視感があります。 1895年の日清戦争後の三国干渉、それに続く日英同盟の時代です。三国干渉はアングロサクソン以外の帝国主義の国であるロシア、ドイツ、フランスが中国と言う美味しい市場を独り占めするなと日本にいちゃもん付けたのです。その後、日英同盟が締結され、アジア人として初めて列強の一員として日本が認められたのです。 当時、中国は阿片の大市場だったのです。阿片の供給はアングロサクソンが殆ど独占し、その根源的利潤は莫大でした。アングロサクソンが日本をその利潤確保のガードマンとして使いたくなるのは当然のことでしょう。 バイデン氏は日本の菅氏をおだてて中国にぶつかるのを期待している筈です。英国のロスチャイルドが日露戦争をファイナンスして、日本をロシアにぶつけたみたいに。 孫崎先生の文章の下から二行目の「基本的自由を擁護するアメリカ主導の国際秩序ヴィジョン」は、どう考えても、「コカインやヘロウインを販売することを半ば公然と容認し、CIAとMI6とモサドが取り仕切る国際秩序ヴィジョン」と言う風にしか聞こえて来ません。 100年以上も、ヘロウインの原料たる阿片を大量にアングロサクソンによって売り込まれ、苦しんだ中国が米国が唱える「基本的自由」を受け入れることは絶対にないでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
菅氏の米国訪問について私には既視感があります。
1895年の日清戦争後の三国干渉、それに続く日英同盟の時代です。三国干渉はアングロサクソン以外の帝国主義の国であるロシア、ドイツ、フランスが中国と言う美味しい市場を独り占めするなと日本にいちゃもん付けたのです。その後、日英同盟が締結され、アジア人として初めて列強の一員として日本が認められたのです。
当時、中国は阿片の大市場だったのです。阿片の供給はアングロサクソンが殆ど独占し、その根源的利潤は莫大でした。アングロサクソンが日本をその利潤確保のガードマンとして使いたくなるのは当然のことでしょう。
バイデン氏は日本の菅氏をおだてて中国にぶつかるのを期待している筈です。英国のロスチャイルドが日露戦争をファイナンスして、日本をロシアにぶつけたみたいに。
孫崎先生の文章の下から二行目の「基本的自由を擁護するアメリカ主導の国際秩序ヴィジョン」は、どう考えても、「コカインやヘロウインを販売することを半ば公然と容認し、CIAとMI6とモサドが取り仕切る国際秩序ヴィジョン」と言う風にしか聞こえて来ません。
100年以上も、ヘロウインの原料たる阿片を大量にアングロサクソンによって売り込まれ、苦しんだ中国が米国が唱える「基本的自由」を受け入れることは絶対にないでしょう。