>>2 追記 中国などからの輸入品価格が上昇しないので、巨大な金融緩和にもかかわらず物価が上昇しないのは、我々日本人には好ましいことであるが、中国の状況を注意深く見ていくとあまり喜んでばかりして居れない。石平氏などが言っているようにかなり細かく見ていかなければならないのでしょう。 コロナ下において、中国だけが2.3%の経済成長をしているが、中身を調べていくと大きな矛盾というか「怪現象」が起きている。 *輸出入は確かに輸出3.6%にみられるように増加しており経済成長しているのは間違いない。 *一方国内を見ていくと、国内消費は3.9%減少しているのです。消費不足分を不動産が7.0%増加しているので、不動産頼りの経済成長といえる。問題は不動産価格が軒並み地方では半分以下、北京でも15%ぐらい下落している。さらに中国の金融を脅かすような「灰色のサイ」融資残高が735兆円に及ぶし、住宅在庫はは11.6億件35億人分に相当する。 このように毎年不動産で経済成長を確保して金融不良資産が積みあがっていくと、どこかで経済がおかしくなるのでしょう。中国のバブル崩壊を意識した経済運営が必要が不可欠といえる。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:117221150)
>>2 追記
中国などからの輸入品価格が上昇しないので、巨大な金融緩和にもかかわらず物価が上昇しないのは、我々日本人には好ましいことであるが、中国の状況を注意深く見ていくとあまり喜んでばかりして居れない。石平氏などが言っているようにかなり細かく見ていかなければならないのでしょう。
コロナ下において、中国だけが2.3%の経済成長をしているが、中身を調べていくと大きな矛盾というか「怪現象」が起きている。
*輸出入は確かに輸出3.6%にみられるように増加しており経済成長しているのは間違いない。
*一方国内を見ていくと、国内消費は3.9%減少しているのです。消費不足分を不動産が7.0%増加しているので、不動産頼りの経済成長といえる。問題は不動産価格が軒並み地方では半分以下、北京でも15%ぐらい下落している。さらに中国の金融を脅かすような「灰色のサイ」融資残高が735兆円に及ぶし、住宅在庫はは11.6億件35億人分に相当する。
このように毎年不動産で経済成長を確保して金融不良資産が積みあがっていくと、どこかで経済がおかしくなるのでしょう。中国のバブル崩壊を意識した経済運営が必要が不可欠といえる。