なし のコメント

思い出すのはトルコがシリア領内でロシア連邦の
戦闘爆撃機を撃墜したときのことです。
あのときプーチンの報復は必至とみられていました。
わたしもそう思いました。

米国ならば即座に当該機の所属基地くらいを猛爆
したでしょう。
それはもう条件反射的に。

あのとき米国は戦争を恐れて現地司令官が、これは
トルコとロシアの限定的なトラブルでNATOが関わる
マターではないと言い放ったのです。

事件が起きてすぐエルドアンはヨーロッパに飛んで
NATOに泣きつきました。

あのときプーチンは経済制裁にとどめ軍事報復はしませんでした。
すごい。

あの事件ははっきりその後のトルコとNATOの関係を変えました。
離反の方向に。
トルコがNATO規格の兵器システムをロシア製の対空ミサイルに
変えるなど、あの事件がなければ決してなかったでしょう。

トランプはそれに怒ってトルコ制裁。

プーチンの大勝利。
怒りをコントロールできたが故に。

彼は第三次世界大戦の芽を摘み全世界から感謝されても
いいはずですが、もちろん西側マスコミはそうはしない。
いつだってブーチンは悪者でなくてはならないから。

ロシア連邦は優れた指導者を持っているようです。

No.8 46ヶ月前

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