change のコメント

1648年30年戦争に立ち戻ると、戦争=宗教間の対立をおさらいしなければならないのでしょう。

①キリスト教における「カトリック」と「プロテスタント」の戦い
②イスラム教における「シーア派」と「スンニ派」の戦い
③インドに起源をもつ「仏教」は自国内の紛争はあるが、国家間の戦争はない。

<キリスト教・イスラム教と仏教の比較>で目立つのは
キリスト教・イスラム教は「不寛容・非妥協的」であり、仏教は「寛容・妥協的」である。
欧米と中近東とインド・南アジア・日本の大きな違いは、仏教が基本的思考の根本になっていることであろうか。

同じアジア人であるが、漢民族を主体とする中国は、宗教よりも民族や血統などの属性によって所得や教育水準が大きく異なる。個人が能力でなく属性によって判断される。就職の縁故主義のように物故主義が基本であり、国営企業が多く政治と経済が強く結びつき、個人の自由な活動は大きく制限される。

一人一人の生き方において、欧米・中近東は宗教が強く影響し、中国は民族・血族が国家の国幹であり、南アジア・日本は仏教を基本として偏らない「温和な民族」ということができる。

すべては生き方の選択である。
人権が重視されるか、民族・血族が重視されるかの戦いが行われているが、インド・南アジア・日本は「温和な民族」であり、欧米と中国のはざまで賢く生きていくのではないかとみている。高度経済の時から日本はアジア諸国に製品開発から製造まで指導してきたがその成果が実りアジア諸国にいきわたっており、所得の向上・教育水準のアップに大きく貢献してきたし、今後もアジアの諸国と協調関係を強めていくべきでしょう。

No.4 48ヶ月前

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