孫崎享のつぶやき

日本の歴史と民主主義②ノーマン(カナダ外交官、軽井沢生まれ、GHQ対敵諜報部課長等) 「1945年降伏にもとづく諸事情も徳川幕府打倒以後の時期と共通。いずれも人民は改革運動を自ら開始せず、根源的な力は上から、初めは軍事官僚であり、現在はGHQ.

2020/09/09 07:32 投稿

コメント:7

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日本、自力で民主主義獲得せず ノーマン

1945年の降伏にもとづく諸事情も徳川幕府打倒以後の時期と比べてみることは適切である。すなわち、いずれの場合にも人民は改革運動を自ら開始することはせず、かえって、根源的な力は上から来たこと、初めはそれが軍事官僚であり、現在では最高司令官及び占領軍である。

ハーバート・ノーマンは一九〇九年カナダ人宣教師の子として軽井沢町で生まれる。カナダの外交官。一九四五年GHQに対敵諜報部課長。昭和天皇とマッカーサー会談のGHQ側通訳。一九五六年年駐エジプト・カナダ大使。ソ連のスパイの嫌疑をかけられ、自殺。『ハーバート・ノーマン全集』(岩波書店、一九七七年)に収録の論評「日本民主化の進展」(19463月ニューヨーク外交協会における講演の概要)の引用

・現在日本で遂行されている改革を永続させ、深く根づかせるような伝統に何があるのかを観ておくことが適切であると思われる

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コメント

カナダの外交官の鋭い観察に私は脱帽致します。

この列島の水田べったりの日本人にはお上は絶対的な存在です。この生き方は弥生の時代から始まっていて、商業や工業は水田経済の補完的にしか発展せず維持されるばかりでした。お上へのこの隷属習性はは今も続いていて、お上であるジャパンハンドラーへの忖度は自民党の第一の規範ではないでしょうか。

菅さんの話と顔をごらんなさい。決して日本国民の利益を第一義に抱く政治家の話でも無く顔ではない。米国公認の総督の顔です。米国はこれから自民党系の大好きな中国攻めを行うでしょう。彼がジャパンハンドラーから先鋒を命じられた時に果してお上になれるかどうか、私には見物です。

No.6 50ヶ月前

>>2
何か根本的間違ってません。

今日の主題では日本人が野蛮なんてことは言ってません。今日のテーマは日本人の隷属根性が論じられてます。

コロナでどうだとかああだとか、全く関係ないことです。

No.7 50ヶ月前

チャイナ肺炎のせいで、今後の世界では、全体主義が見直されるのではないでしょうか。公衆衛生と全体主義の相性は良い。多くの場合でこれは事実だろうと、わたし自身おもいます。ただし、公衆衛生だけで国の在り方を論じていいかは別問題です。
親中派のみなさまが、この論点に果敢に切り込むことを、期待しております。

なお、ハーバート・ノーマンは宣教師(それ自体スパイかもしれない)の息子であり、自身もソ連のスパイでカナダ人。カナダは、国内の英系仏系に端を発して対米関係で苦労しているそうですが、ドイツがポーランドに侵攻した10日後には、自主的に参戦しています。カナダ地域の先住民がそんな参戦を望んだはずもないのに。
いい加減、こういう連中を教師のようにあつかうのはやめましょう。

No.8 50ヶ月前
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