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なぜ、あなたが中国人民の生活水準をそれほど心配
するのかわからない。

それよりも日本人の貧困を心配するようにと、ちょっと前に
書いたのですが、不思議なことにあなたはそれには関心がない。

鄧小平は豊かになれるものから先に豊かになれば良いと言った
のですが、それは国家と民族の将来に責任を持つものとして
とても大事です。

国が急速に発展するとき、第一次産業と工業は発展スピードが
一緒ではありません。
工業は短期間に生産が100倍にだってなりえますが農業はそうは
いきません。
そもそも、人の胃袋は大きくなりません。

工業が先に発展するのは当たり前で、農村の豊かさはそのあとを
追うという形になるのが当たり前の健康的な発展です。

中国は小さい問題はあってもまずは健康的に発展しています。

それに比べて日本は?

Changeさんは覚えているでしょう。
日本人が海外旅行をし始めた頃を。
それは誰が始めましたか覚えていますか。
農協の団体旅行です。

都市の住民にとってまだまだ高嶺の花だった海外旅行を
まず、農村の人々が始めたのです。
無論、それは自民党の政策です。
自民党の集票マシンとしてフル回転する農家に対しての
論功行賞であるとともに、これからも日本の政治を支配
するための合法的買収です。

その原資は何か、日本の将来です。
自民党はそのために日本の将来を切り売りしたのです。

農家にばらまくカネ、そのための減反政策。
補助金の数々。
日本の食料自給率は今どれほどかご存知ですか。

実は韓国もその点はひどいものです。
おそらく日本の発展モデルをサル真似したのでしょう。

中国は違います。
14億の胃袋を満たすために責任を持つという姿勢です。
そのためにアフリカに広大な農地を借りたり買ったりしています。
当然国内農業は手厚く保護しています。

まあ、農村に生まれて、おらこんな村いやダァーという人には
不満もあるでしょうが。

中国が食料自給を達成してくれることは日本にも大きな利益です。
気候変動などがあったとき中国と国際食料市場で争うことは
日本にとって悪夢です。

もしかしたらそのときは中国から食料を買えるかもしれない。

中国の農村のまだまだの貧しさを中国攻撃に利用するなど、
天に唾する愚かさです。

それよりも日本人の子供の八人に一人が深刻な貧困であると
この間書いたのですが、それについてあなたが政府自民党を
攻撃するのをまだ聞いていない。