p_f のコメント

こうした記事からも見え隠れするのは-

米国イスラエル・ロビー(→ CIA)→ 統一教会etc.カルト教団 → 自民党・清和会(→ 公安調査庁etc.)

という、散見される日本支配の指示系統だ。
(参考:「政治と宗教<本澤二郎の「日本の風景」(3727)」http://jlj0011.livedoor.blog/archives/25313030.html)
スパイ天国の日本が負けじと自らもスパイを送り込んでいたならマンガだ。米中冷戦が顕在化する中、上記の流れで日本が米国の手先として利用された━それが真相でないか。つまり、米国の東アジア政策、オフショアー・バランシングの一環だ。この戦略の具体例はご著書「不愉快な現実」に幾つか引かれているが、それらより前にも実例があった-

「すでに十五世紀に始まったヨーロッパの海外大侵略(彼らはこれを大航海時代と呼ぶ)とアフリカ大陸の歴史に疎い私たちは、二〇世紀にあと一息という時点で、ヨーロッパのすぐ南に位置するアフリカ大陸の八〇%の土地がヨーロッパ諸国の領有下ではなく、先住民の手に残されたままであったと聞けば、奇異な感じを持つだろう...アフリカ大陸の内部に押し入って植民地を開拓し、資本を投入するよりも、黒人の奴隷商人を育成して大陸内部から黒人奴隷を西海岸まで連行させ、大西洋をまたいで奴隷貿易をする方が、ヨーロッパの貿易商人、金融業者にとって、はるかに効率よくしかも安全な富の集積の方途であったのだ...これが、一八七〇年代までアフリカ大陸の約八割がいまだ“空き地”として残っていた主要な理由であり、一九世紀の末近くにもなって、ベルギー国王レオポルド二世がコンゴ河の流域にベルギー本国の八〇倍の広大な私有植民地を獲得できた理由でもある。」(藤永茂著「『闇の奥』の奥」)

No.2 53ヶ月前

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