p_f のコメント

> 黒人の命は重要(Black Lives Matter)運動は当初当然ながら黒人の動きであったが、今それを越え、様々な人種が参加している。

'50-60年代に活躍したジャズの巨人、チャールズ・ミンガスやセロニアス・モンクの自伝、評伝にも謂れない黒人差別の描写が度々出てきたと思う。
ポーランドが社会主義真っ只中の時代、最大の敵国である米国の音楽を生業にする者として、彼の地のジャズマン、クシシュトフ・コメダは当局etc.にバッシングされるも、ジャズは黒人の悲鳴であり、彼らの米国に対する抵抗の音楽なのだと怯まず当局らを説得した━とのエピソードもある。
モハメッド・アリが米国の酷い黒人差別と闘い続けたことも良く知られている。
そして今尚 米国の黒人差別は「昔ばなし」どころか、場合によっては よりエスカレートしているのでないか。
しかし、問題の本質は「米国の黒人差別」に留まらない-

「チャーチル、コロンブスとレオポルド、倒れる」(マスコミに載らない海外記事 2020.06.21)
“ベルギーのレオポルド国王像は汚され、撤去さえされた。レオポルドは個人的封建領地として、コンゴ自由国を所有しており、ゴム農園で働くよう強いた約1500万人の人々を殺したのだ。殺人や四肢切断の残酷さは、20年以上の恐怖統治後に暴露された...一人(ヒトラー)の犯罪は広く知られているのに、もう一人は、その犯罪が消し去られたため非難から逃れている。「レオポルド国王は、ゴム農園で働くよう強いた約1500万人の人々を殺害した。」
同じことがウィンストン・チャーチルにも言える...第一次世界大戦後、彼はイギリス支配に反抗するイラク人を毒ガスで殺すよう主張した。「未開の種族に対して毒ガスを使用するのに私は大賛成だ。」...チャーチルは、彼のインド人犠牲者は「うさぎのように繁殖する」と言った。
クリストファー・コロンブスも暴露されている連中の一員だ...南米の一角からアラスカに至るまでの先住民に対し、病気と血まみれの征服をしたのだ。この大量虐殺は、北米や南米中で、アフリカ人を奴隷として苦しめた太西洋横断奴隷貿易の前兆だった...コロンブス像が倒れれば、白人の権利や特権の一部も倒れるかもしれない。大量虐殺の記念碑は取り壊されなくてはならない。世界中で行われている人種差別の核心を攻撃しようと望む誰にとっても、エリートにもたらされる不快は重要ではない。”

このような論には、「オスマン帝国も酷かった」、「戦時中の日本も同罪だ」、等々が必ず出てくるが、「だから現代の人種差別には目を瞑れ」は全くナンセンスだ。

No.7 53ヶ月前

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