たしか昨年の東方経済フォーラムでインドは印露関係強化を打ち出し、さらに印露日の強化を提案していたとおもいます。かれらが今後をよく考えた結果でしょう。そして印露日のかげのキーパーソンはもちろん米国ですね。 国際関係の予測などはむずかしいのですが、とくに中国については、インテリジェンス部門はともかく、一般のメディアに接するしかないわれわれにはむずかしい(たとえば中国について、チャイナ肺炎でこうなるというのを、今年の正月に予測していたひとは日本のメディアにはいなかった。そうすると最近少しいわれていますが、三峡ダムがいきなり決壊するかもしれない)。 しかし確かに言えると思うのは、国内的にも対外的にも軍事力や警察力、つまりチカラで問題を解決しようとする中国に対して、われわれはインドから学ぶべきことも多いと感じます。さしあたって、国境は守るということかな。 まあそもそもが、今回の係争地はチベットとインドとの境界付近のできごとであり、どんな意味でも漢民族の土地ではないのです。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
たしか昨年の東方経済フォーラムでインドは印露関係強化を打ち出し、さらに印露日の強化を提案していたとおもいます。かれらが今後をよく考えた結果でしょう。そして印露日のかげのキーパーソンはもちろん米国ですね。
国際関係の予測などはむずかしいのですが、とくに中国については、インテリジェンス部門はともかく、一般のメディアに接するしかないわれわれにはむずかしい(たとえば中国について、チャイナ肺炎でこうなるというのを、今年の正月に予測していたひとは日本のメディアにはいなかった。そうすると最近少しいわれていますが、三峡ダムがいきなり決壊するかもしれない)。
しかし確かに言えると思うのは、国内的にも対外的にも軍事力や警察力、つまりチカラで問題を解決しようとする中国に対して、われわれはインドから学ぶべきことも多いと感じます。さしあたって、国境は守るということかな。
まあそもそもが、今回の係争地はチベットとインドとの境界付近のできごとであり、どんな意味でも漢民族の土地ではないのです。