りゃん のコメント

この時期共産党は激しい路線闘争を行っています。確かにソ連と中国共産党の指示を受け入れ、「武装の準備と行動を開始しなければならない」とする勢力はいました。しかし、「それを是としない」グループもいました。新聞社にいて、共産党に同調した人で、暴力革命を選択した人はどれ位いたでしょうか。多分わずかでしょう。

と、孫崎さんはいうのだが、どこに「多分わずかでしょう」の証明があるのだろう。

日本がかろうじて朝鮮半島の戦争に全面的に参加せずにすんだのが戦後第一の岐路であれば、このときが第二の岐路だった。
日本は朝鮮半島のように日本人同士で、互いに外国勢力をひきいれつつ内戦していた可能性もありえた。レッドバージのおかげでそれが避けられたのだ。

日本の事態は極東の事態と連動していたのは明らかであり、最近のくちだけのヒトビトとはちがい、心底革命を良いものと
信じ、本気で軍事行動を考えていたヒトビトは多かったのだ。そもそも共産党が異論を許さない党であることも常識だ。

当時の世界を見渡してみると、西側には共産党を非合法化した国もある。そういう国と比べれば、なにが「凄まじい」ものか。日本が分裂し、互いに外国勢力をひきいれて内戦をするのに比べれば、凄まじいことなどなにもない。

共産党はしょうもない党で、今現在、韓国で「元慰安婦」がじつはただの嘘つきだったことや、旧挺対協の幹部が実は詐欺師だったことが大問題になっているときに、都庁前に慰安婦像をたてるなどという都知事候補者を応援している。
当時本気で革命を考えていた共産党員なんかは、草葉の陰で泣いているだろうとおもう。なぜ泣くかというと、嘘だからだ。共産主義は、いつのまにか欺瞞と歴史改竄の代名詞になってしまった。

No.13 51ヶ月前

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