さて、今回の世論調査の結果は、その背景に国民多数のそうとうな経済不況の実感があるのだろうとおもいます。私などはさいわいあまり感じてない職種ですが、それでも知人や知人の知人レベルで、店を閉めることにしたという具体的な話を複数聞いている。お年寄り一般にあんまりそういう実感がないようなのは、日本の国の高齢者福祉としてよろこばしいことではありますが、今の状態が続けばそれもそう長期間続く話でもないだろうとおもいますね。

やはり、大規模な政府支出をするしかない。それと同時に、今回の元凶である中国に対して、責任を問う姿勢を見せるべきだとおもいます。なのに、外交青書では、まだ習近平来日があるというような世迷言が書かれているらしい。

黒川氏については、したり顔で解説するヒトビトは多いが、自分には、政権側のねらいも、反対側の盛り上がりも、いまひとつ、背景事情がよくわからないままで、今後も考えていきたいが、ひとつおもうのは、政権側が目をかけていたらしい黒川氏が、最後は自分で自分の足をひっぱるかたちで幕が引かれた。あほらしい終わりかたですが、検察内部の内紛が想像できる。また、朝日と産経とが取材対象となかよく麻雀（何年もらしい）していたというあたりも、なるほどなあとおもうところが大ですね。