1:今次コロナ・ウイルスの特徴

今次コロナ・ウイルスは、①極めて強い感染力と、②強い殺傷力にある。重要なのは感染の仕方である。

 2月初め、西浦博・北大教授(感染症疫学)らのチームが「新型コロナ・ウイルスによる肺炎患者の2人に1人以上は、症状が出ていない潜伏期間中の人から感染した可能性がある」という研究結果を発表した。

 今一つ、上記と類似しているが、若い年代の人々は、感染しても、体力があり発病しないケースが多い。従って、潜伏期間のカテゴリーに入る。

1:望まれる対応策

(1)   現在、コロナ・ウイルスに対する抗体は作製されておらず、これを食い止める方法はない。

(2)   従って、対応策は如何に感染させないかにある。

(3)   政府が行っている、①行事を手控える、②小中高の休校にするは感染の機会を減少させることに役立つが、病気自体には何ら対応策ではない。

(4)   現在、蔓延を防ぐ