自宅で治療するのを推奨しようとする雰囲気だから、病院に行きづらいムード作りに日本の体制は成功しているようだ。昨日の安倍氏のスピーチもそれに沿った作文に基づいていた。

日本で241名の感染者が確認されているということだが、未確認を入れると相当の数の感染者が潜在している可能性は絶対に否定出来ない。

安倍首相はあんちょこを観ながらあたかも暗記しているように演技して民衆に訴えることには成功したが、内容は空疎だった。最前線で戦っている中国に対する共闘の意思表示は全くなかったし、隣国の韓国への言葉は全く無かった。ただ一つ安倍氏のスピーチから受けた印象は「１、2週間、頑張れば、コロナフリーの明るい日本がやってくる」楽観めいたものだった。勿論、私も安倍氏が言うように1，2週間頑張るだけで何とかなればいいねという願望は持ちたい。しかし、安倍氏の就任以来のパフォーマンスは悉く悪すぎる。眉唾で受け止めざるを得ない。