1:中国で発生したコロナウイルスは世界中に拡散している。
全世界の拡散状況は次のとおり。https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
世界感染者:86,012:
うち中国:79,251、韓国:3,150aイタリア:1,128 、イラン:593、日本241、シンガポール:102 、仏100 、香港94、ドイツ79 、米国70 、クゥエート45、スペイン45 、タイ42
これを受けて「新型ウイルスの世界的危険度、最高レベルに引き上げ=WHO」(BBC,2020年02月29日)の動きがでた。(世界保健機関(WHO)は28日、新型コロナウイルスが世界規模で大流行する危険度を、最高レベルの「非常に高い」に引き上げた。)
2:コロナ・ウイルスの特徴は①感
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ブルームバーグ「新型コロナ感染、検査体制に懸念の声-能力不足で実態つかめず」 日本公表感染者数は氷山の一角の懸念。潜在的な患者は多い。専門委員会“設備や人員の制約のため、全ての人にPCR検査出来ない”。“日本だけが世界の標準から大幅に遅れ”。
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習主席の国賓訪日、秋以降に延期へ 新型肺炎対応を優先。現在、日中双方の最大政治課題は新型肺炎。双方に終息気配なし。延期は妥当。さらに米中関係が悪化の中、日中関係の発展には大きい制約。発展の限界を確認する首脳会議の開催は望ましくない。
コメント
>>9
捨て台詞ではないですよ。指摘されて補足せざるを得ない文章を書くなと言ってるわけです。わかりませんかな。
>>10
あなたが愚かだから補足しただけです。補足するようなものを「書くな」などと言う。あなた、ついに狂ってしまったのでは。
結論からいうと、検査したって大流行は防げませんよ。
インフルエンザは町の開業医の外来で検査できる体制が整っています。しかし昨年末は全国で一週間で約80万人の患者発生があった。最近、2020/2/17~2/23の一週間でみても、18万人以上が罹患している(もちろんいずれも推計です)。
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000468
まあたしかに、検査できているから80万人(あるいは18万人)ですんでいるのだとの主張に対して反論するのは難しいですが、その数字ってすでに大流行ですよね。つまりインフルエンザの場合は検査できたって大流行は防げないのです。新型コロナウイルス感染症が同様でない理由はないでしょう。
今からでも少しでも流行をふせぐには、「新型コロナウイルス感染患者が含まれる集団を徹底的に他から隔離する」という原則を、場合場合で現実にあてはめてゆくしかない。それは難しい総合的判断になります。極端にいえば、(あたたかくなればウイルスの活動性が低下するとして)日本全体の活動(もちろん経済活動含む)を3月いっぱいほぼ全部休止するというような処置をとれば、今期の流行はかなり防げるでしょう。しかし、そんなことができるわけがない。たぶんもう、専門家のあいだでは、新型コロナウイルスによって、高齢者が今季何人くらい亡くなるというような議論がなされているとおもいます(やってないようでは逆に信頼できない)。
ひとりひとりの予防に向けての努力はもちろん無駄ではない。しかし、その一方で、統計学的な推理も、たぶんあたるのです。各年齢層それぞれで何人死ぬかは数字としては具体的に推計されていて、もういちおう結論は出ている。学校閉鎖も、わたし自身は良い政治判断だとおもうし賛成ですが、反対する考えにも公衆衛生学的な論拠はあるようだし、まあ、終わってみなければ正しかったかはわからないとおもいますし、どっちにしろすごく大きな変動はない。
公衆衛生学の学問としての方向付けの中で、(現時点ではさまざまな理由で)希少資源であるPCR検査や入院病床をいかに采配すべきなのか、わたしは結局のところ専門家を信頼して任せるのがベストだとおもいます。検査の拡充の流れは正しいと思いますが、政治が精神論をぶっても無理なものは無理。そういう意味で、安倍首相にも野党にも、政治にできることは、今はもうあまりないとおもいます(経済対策は別。これはしっかり議論してやってもらわなければならない)。
野党も含めて政治にできたのは、1月23日以降、できるだけ早い時点での中国からの来訪者シャットアウトでした。
そしてこれからできることは、中国との関係を見直すことだと思います。
(ID:18367902)
COVID-19をどのように理解するか。
80歳以上感染重症者が2割を超え、5人に一人は死亡している事実を厳粛に受け止めるべきと考えています。この事実から受け止めるべきは、若年世代に負担をかけており高額な治療費を使っている高齢者殺害ウイルスとみています。自然の摂理か、人工的に考えられたものか不明であるが、高齢者にとって恐ろしいウイルスであることは間違いない。
孫崎さんはわかっておられないようであるが、検査で陽性を出た人を感染者とカウントするかどうか。中国は無症状病原体保有者を感染者とカウントしていない。米国とか日本は陽性者はすべて感染者でカウントしているのです。中国の実態はもっと深刻と判断すべきなのです。
保菌者を全滅させることは有効な治療薬がない限り不可能であり、現在の日本の対応が万全といえないまでも、重症者を増やさないという覚悟と重症者を出しても治療体制を整備するといっています。我々国民が濃厚接触の機会を減らしていくことが求められていると考えるべきであり、政府に言ってもできないことはできないのであり、協力していくべきでしょう。
何よりも求められるものは、政府が負担して治療薬開発に全力を傾けることではないか。治療薬開発に従事している方に頑張っていただきたい。