change のコメント

時、場所を超えた永遠の事実は、「ことば」であるという。

時、場所が限定された中で、「言葉」が出てくる。残っているような言葉は、時、場所が変われば、価値が変わってしまうことが多い。間文化的に通用する言葉を探すのが難しい。

「言葉」を肯定すれば、肯定する人にとっては普遍的価値を持つ。「言葉」を否定する人にとっては、無価値であり忘れ去る。

人、時、場所が変われば、価値が変わる「言葉」などに真実性を見る人は「唯物的「」といえるのではないか。人、時間、場所が変われば、「こころ」のように、真実性が変わるという見方は「唯心的」である。どちらを選択するかは、その人の人生観が大きく左右する。

ドナルド・キーン氏は、西欧の人であり、日本人の感性と大きく異なっている。日本人は、「唯心的」にそのままの自然の中に「美」を見出すが、西欧人は自然は征服するものと考えており、作られたもの「建造物」に価値を見出す。日本人の価値観と西欧人の価値観の差であり、どちらが優れていると判断するものではないと考えています。

No.2 57ヶ月前

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