防衛省側の話と委託業者の調査結果に大きな差が出ている。 問題の「B27]地点は護岸部の一部であり、70メートル以上90メートルに達するという調査結果を巡って対立している。事実であれば、設計変更すれば済むことである。辺野古全体からみれば護岸部の一部であるが、変更できない大きな影響があるのであろうか。 防衛省側は、B27地点の地盤強度の試験結果は把握していたが、この試験は防衛省が指示したものでなく、業者が独断で実施した.試験方法は船上で行う簡易的なやり方であり、設計の検討に使えないと判断している。 委託業者が、防衛省が調査指示しない調査データを報告した理由はなぜか。事実であれば、地盤検討委員会で議論されてしかるべきである。委員は専門家集団であり、地震の問題もあり、辺野古ありきで専門家としての見識を下さないことは、考えられないことである。B27地点が、90メートルに及び費用が大幅に増えるのであれば、政府側の専門家が設計を見直さない理由がなく、不思議である。この問題のどこかに食い違いがあるのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
防衛省側の話と委託業者の調査結果に大きな差が出ている。
問題の「B27]地点は護岸部の一部であり、70メートル以上90メートルに達するという調査結果を巡って対立している。事実であれば、設計変更すれば済むことである。辺野古全体からみれば護岸部の一部であるが、変更できない大きな影響があるのであろうか。
防衛省側は、B27地点の地盤強度の試験結果は把握していたが、この試験は防衛省が指示したものでなく、業者が独断で実施した.試験方法は船上で行う簡易的なやり方であり、設計の検討に使えないと判断している。
委託業者が、防衛省が調査指示しない調査データを報告した理由はなぜか。事実であれば、地盤検討委員会で議論されてしかるべきである。委員は専門家集団であり、地震の問題もあり、辺野古ありきで専門家としての見識を下さないことは、考えられないことである。B27地点が、90メートルに及び費用が大幅に増えるのであれば、政府側の専門家が設計を見直さない理由がなく、不思議である。この問題のどこかに食い違いがあるのでしょう。