昨年12月にはロウハニ大統領が来日している。孫崎さんの分析はこの点にまったく触れていないのが、まるで物足りない。 今回の自衛隊の任務は「オマーン湾とアラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側の3海域の公海」であり「ホルムズ海峡やペルシャ湾内は含まない」場所で「治安情報などを収集する」ということであり、場所的に直接イランを刺激するような場所ではなく、任務の内容や日本の立場もイランの政権側にはじゅうぶんに説明済みであろう。有志連合への対応問題では、自説は、以前にも書いたが、「有志連合には加わらないが、単独でなら自衛隊を派遣することを考える。一方でイランとは場合により条約を結ぶことも模索する」というもので、日本政府の方向性も自説の方向性に近いものであるとおもわれる。誰が考えてもこうなるということだろう。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
昨年12月にはロウハニ大統領が来日している。孫崎さんの分析はこの点にまったく触れていないのが、まるで物足りない。
今回の自衛隊の任務は「オマーン湾とアラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側の3海域の公海」であり「ホルムズ海峡やペルシャ湾内は含まない」場所で「治安情報などを収集する」ということであり、場所的に直接イランを刺激するような場所ではなく、任務の内容や日本の立場もイランの政権側にはじゅうぶんに説明済みであろう。有志連合への対応問題では、自説は、以前にも書いたが、「有志連合には加わらないが、単独でなら自衛隊を派遣することを考える。一方でイランとは場合により条約を結ぶことも模索する」というもので、日本政府の方向性も自説の方向性に近いものであるとおもわれる。誰が考えてもこうなるということだろう。