この手の話には私みたいな反原発の者は「単なる偶然」とは考えない。何かある、と考える。勿論、放射能が恐いからだ。第五福竜丸の乗組員全部が一人を除いて原爆症で死んだ。だけど、日本政府はそれを今も認めない。メデイアも報道しない。背後の米国の怖い存在の脅しに屈したからだと私は考えている。だから、私は核問題にはしつこくなる。

それに関連してるかどうか分からないが、
リベラルを売りにしている朝日が中村哲氏の追悼記事を出したのはいいが、その内容に問題あった。中村哲氏は「9条のお蔭でアフガニスタンで今まで井戸掘りが安全に実行された」と言うほど、9条党なのだ。朝日の記事はその彼の謂わば信仰に全く触れて無い。安倍政権に忖度してその部分を敢えてカットしたのだろう。

宮沢賢治館を岩手県が造ったが、五木寛之が訪問時の感想で宮沢賢治が国柱会の運動家だったことに何も触れて無いのに不満を述べた。その影響か、今、館に宮沢賢治の日蓮宗に関するコーナーがかなりのスペースで設けられている。

中村哲氏の心的バックボーンは9条。宮沢賢治の宗教は日蓮宗。両人を語る時、このことにも触れる必要がある。

環境関係の高官が連続して若死にしている。偶然だと無視すべきでない。異常だと考え、調査を怠るべきでない。また、そういう側面をもメデイアは報道すべきだ。第五福竜丸の乗組員の被ばくみたいに隠すべきでない。