「桜を見る会」の問題は、①安倍首相の対応が、有権者に対する利益供与として「公職選挙法」違反、そして②一連の動きに安倍事務所・、安倍後援会が関与しているにも関わらず、政治資金収支報告書に記載がなく、政治資金規正法違反に問われるのが最大の核である。
このうち、有権者に対する利益供与は最も重い。菅原一秀通商産業大臣氏が、就任間もなく2006から07年にかけてカニやメロン、みかんなどを選挙区内の有権者らに贈っていたとされるリストが明るみに出たこと、地元支援者の通夜で、公設秘書が香典を手渡したことが問われ辞任した。
(い)「公職選挙法」違反関係
「桜を見る会」ではホテルニューオオタニで「前夜祭」が行われた。ニューオオタニの「パーティープラン」では「料金(1名さま):立食プラン
コメント
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これまで安倍首相は、菅原大臣はじめ法令違反を犯した歴代の各大臣に対しても、決して首相自ら本人に注意することをせず、「あくまで本人が説明責任を果たされることを期待する」程度の答弁しかしてこなかったことを不思議に思ってきたが、今回その訳がよく良く分かった。
自らがそれ以上の違反行為を重ねてきていては、とても部下に注意することなどできる訳がないからだ(いくら彼でも、そこまで厚かましくはなかったということ。逆に反論されて立ち往生しまう)。
(ID:18367902)
>>2
ご親切にありがとうございます。
「憲法改正」問題でいつも対立していますから、安倍支持というのは分かっています。ただ、ここで議論することは憲法問題だけでなく多岐に亘っており、支持者ではないと申し上げました。憲法問題と米国に対する見方の相違以外では、大きな差があると考えていません。
(ID:19005377)
「桜を見る会」から日本が民主主義の国だとは到底言えない。選挙したから、犯罪冒していいのであれば、選挙しないほうが良いということになる。
日本人も中には「日本に自由がある」と言って近辺国を侮蔑する輩がいるが、その自由の意味するところが今回のスキャンダルで不法行為も何でもやれるということだということが証拠を以て明らかになった。キューバ革命前のバチスタ政権と同じだ。私の好きなヘミングウエイはヤンキーの強欲と奔放にレジストして革命を成功させたフィデル・カストロをあからさまに支援していた。それがあってか、変死している。
首相から裏社会まで不法行為を働き、堂々としておれるのはバチスタ政権と同じだ。米国の保護国は必ず腐敗する。日本の現在はそれを明らかにしている。