ヨーロッパの状況よりも、ユーラシア大陸、中国の方が我々にとって、影響が大きいと思うが、何故か、取り上げるところがない。 米国の大学の調査結果が報告されている。「中国の気温上昇は世界水準を上回る」と中国気候変動青書を発表している。 40万平方キロメートルの華北平原は人口4億人を要する人口密度の高い地域であり、都市化が急速に進むと同時に灌漑農業が盛んであり、気温と湿度が複合的に作用する湿球温度を以上に高めている。 現在のまま進行すれば、2070年以降熱波で居住できなくなる。温室効果ガスの排出量を大幅に削減しない限り、灌漑農業を自粛しない限り、生命に危険となる湿球温度35度以上になるという。 ヨーロッパの情報も大切であるが、近隣国家中国の温暖化危機的状況もマスコミは報道すべきでしょう。日本人にとっては身近な方が切実です。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ヨーロッパの状況よりも、ユーラシア大陸、中国の方が我々にとって、影響が大きいと思うが、何故か、取り上げるところがない。
米国の大学の調査結果が報告されている。「中国の気温上昇は世界水準を上回る」と中国気候変動青書を発表している。
40万平方キロメートルの華北平原は人口4億人を要する人口密度の高い地域であり、都市化が急速に進むと同時に灌漑農業が盛んであり、気温と湿度が複合的に作用する湿球温度を以上に高めている。
現在のまま進行すれば、2070年以降熱波で居住できなくなる。温室効果ガスの排出量を大幅に削減しない限り、灌漑農業を自粛しない限り、生命に危険となる湿球温度35度以上になるという。
ヨーロッパの情報も大切であるが、近隣国家中国の温暖化危機的状況もマスコミは報道すべきでしょう。日本人にとっては身近な方が切実です。